犬の名前はどう付ける?人気の犬の名前ランキングを紹介

近年、コロナ渦ということもあり、ステイホームでおうち時間が増えており、ペットを飼う人が急増しています。特に犬はとても人気があり、ペットショップにもたくさんの人が訪れています。

犬をお家に迎えたら、まず最初に考えたいのが犬の名前なのではないでしょうか?迷ってしまいますが、せっかくだったら素敵な名前を付けてあげたいですよね。

そんな方に向けて、当記事では最新の犬の名前ランキングや、犬に名前を付ける時のポイントなどを紹介していきます。

ぜひ、素敵な名前を付けることの参考にしてみてください。

最新犬の名前ランキング

「アクサダイレクト」のペット保険に加入している犬を対象にした犬の名前ランキング2020です。

男の子ランキングでは、「レオ」「ソラ」などの爽やかな名前がランクイン。

女の子ランキングでは、「モモ」「ハナ」が1・2位と、女の子らしいかわいい名前が上位にランクインしました。

男の子 犬の名前ランキング2020
1位レオ
2位ソラ
3位コタロウ
4位マロン
5位チョコ
6位レオン
7位ココ
8位コテツ
9位クウ
10位 カイ

女の子 犬の名前ランキング2020
1位モモ
2位ハナ
3位ココ
4位サクラ
5位モコ
6位ナナ
7位マロン
8位チョコ
9位リン
10位モカ

男の子、女の子ともに上位に入った 「レオ」 「ソラ」 「モモ」 「ハナ」 は、5年前に行った調査でも上位3位以内にランクインするほど、根強い人気があります。

また、「マロン」「チョコ」は男の子、女の子両方に人気のある名前のようです。

TOP10入りはしませんでしたが、TOP30には 「ココア」「クッキー」「ミルク」「キナコ」「プリン」といった、食べ物の名前が多くランクインしていました。

人気の名前もいいですが、自分の愛犬に合ったぴったりの名前を考えるのも楽しいですよね。

次の章からは、名前のつけ方のコツを紹介していきます。

犬の名前つけのポイント5選

犬は家に迎え入れた時から、大切な家族です。素敵な名前を付けるコツを紹介していきます。

①シンプルな名前をつける

これからずっと呼ぶ名前は、極力短く、シンプルなものにしましょう。

犬はよく 「耳が良い」 と言われますが、それは人間より広い音域の音を聞き取れるということで、どの音もまんべんなく聞き取れるわけではありません。

特に犬は子音をあまり聞き取れません。そのため、子音ばかりの長い名前は避けたほうが良さそうです。

逆に、母音を聞き取るのは得意なので、2、3文字くらいの母音の名前をつけるのをおすすめします。

②最近の犬の名前ランキングを参考にする

人の子ども同様に、名前で飼い主さんが犬に望んでいる姿、期待している姿が分かります。

全体的にやさしい響きの名前が多いので、やはり癒しを求めているのでしょう。

また、昔から比べると、日本語の名前が増えている感じがします。

昔よりも犬は家族の一員になっているし、身近な存在になっているのだと思います。

因みに、私の周りではハワイ語やフランス語の名前の犬も多くいますよ。

そのほか、名前から毛色を想像することもできます。

アプリコットの犬はムギ、モカ、コムギといった名前が多いのではないでしょうか。

犬の毛色から名前をつけるのもかわいいですね。

③名前被りや、よく使う名前を避ける

犬は人間の言葉の意味が分かるわけではありません。

そのため、いくらシンプルで呼びやすいものであっても、日常的によく使う言葉を名前にするのは避けましょう

愛犬が混乱してしまいます。

他の犬と被りやすい名前も避けたほうが良さそうです

なぜなら、公園などの犬がよく集まる場所でほかの犬と被ってしまうと、愛犬自身どの子の名前を呼んでいるのか分からなくなってしまいます。

④大きな声で呼んでも恥ずかしくない名前

犬の名前は、人に聞かれて恥ずかしいものは避けるのが賢明です。

動物病院に連れて行った時のことを考えてみましょう。

診察の順番を待っていると愛犬の名前が呼ばれます。飼い主の苗字に続いて名前が呼ばれることになります。周りの人も聞いているわけですから、その時に恥ずかしい思いをしないようにしたいですね。

犬に過激な名前や品のない名前をつけるのも考えものです。本人は冗談のつもりかもしれませんが、犬の名前を聞いて不快な気持ちになる人がいることも忘れてはいけません。

⑤犬が反応しやすい名前にする

犬が自分の名前を呼ばれたときに、反応しやすい名前にすることも重要なポイントです。

人気の犬の名前ランキングを見ると、ある共通点があります。

それは、犬にとって聞き取りやすい傾向の名前がランクインしているというところです。

  • 名前の文字数が2~3文字
  • 名前に母音が入っている
  • 名前の母音がa/u/o

犬の名前ランキングでは、どれも2~3文字、あるいは「コタロウ」のように伸ばして発音する名前がランクインしていました。

先にも触れましたが、犬は子音を聞き分けることが出来ません

母音を入れた名前のほうが正確に聞き取れると言われています。

犬は1~2音節の名前に「P」「K」「D」といった鋭い音を持つ子音と、「あ」「い」「え」のような明瞭な母音が含まれている単語によく反応するとされています。

これらの音は、「f」「r」「m」のような柔らかい子音、「う」「お」のようなくもった母音よりも、犬が聞き分けやすいものです。

例えば、「ティカ」や「バディ」のような名前は、「モーリー」や「ラルフィー」よりも犬の反応がよくなるということです。

また、愛犬が反応しやすい名前にするには「名前を呼ばれるといいことがある」ということを認識させるのが大切です。

名前を呼んだ後にご褒美を与えるなどして、飼い主さんのもとへ喜んで来てくれるようにしましょう。

1日に何度もご褒美を与えてあげれば数日で覚えてくれるはずです。

愛犬の名づけはいろいろな角度で考えよう!

では実際に名前を考えるにあたって、みなさんはどのような切り口で考えているのでしょう?

代表的なカテゴリーを紹介します。これから愛犬を迎えるという方は、これらいくつかの切り口で何個か候補を考えておき、実際に迎え入れてから愛犬の反応を見て最終的に決定するのがおすすめです。

毛色、身体の特徴から

やはり多いのは毛色や特徴からくる名前です。定番の「シロ」がよい例です。

シンプルですが愛犬の特徴を目で見て、それを表現した名前を付けてあげることで、愛犬にどんどん愛着が沸いてきます。

ユキ・ミルク・ハク
チョコ・マロン・モカ
クロ・ルナ・ノアール
体格チビ・マメ・マル・ポチ

スイーツ、食べ物から

先にも触れましたが、食べ物からくる名前もその可愛らしい響きからかなり人気です。

特にスイーツ系は小型犬に付けると性別問わずしっくりきます。こちらは色が愛犬の毛色に似ていたり、飼い主さんの好きな食べ物からつけてあげるケースが多いようです。

スイーツプリン・バニラ・ココア・ラムネ
和菓子きなこ・あずき・あんこ・ごま・もなか

生まれた、迎え入れた季節から

愛犬が生まれた、または迎えた季節や月にちなんだ名前も思い出を強く関連づけられるので素敵ですよね。四季がある日本には春夏秋冬にちなんだワードも多く、名前のヒントにぴったりです。

ハル・コハル・モモ・サクラ・ヒナタ
ナツ・ウミ・カイ・マリン・
アキ・モミジ・ミノル・メープル
フユ・ユキ・イブ・ノエル

花や植物から

女の子の名前として人気なのが花の名前にちなんだ名前です。

因みにモモやハナなど、ランキング上位に入っている名前も花の名前なので、その人気ぶりがわかりますね。

モモ・ハナ・サクラ・あんず・リリー・すみれ
植物わかば・リーフ・モミジ・楓

キャラクターから

プロのアニメーターや映画監督、童話作家が考えた動物のキャラクターの名前も可愛らしくユニークなものが多いので、他の犬と被らないユニークな名前をつけたい場合はとても参考になります。

耳馴染みが良いおもしろい名前だと友人やそのほかの家族など、周囲の人達にも覚えてもらいやすいのも嬉しいポイントです。

ジブリ作品テト・ジジ・リリー・ジェフ・バロン・ヤックル・モロ・ハク
ムーミンムーミン・フローレン・スニフ
ピーナッツスヌーピー・ウッドストック
ぞうのババ-ルババ-ル・セレスト・ポム
ミッフィーミッフィー・メラニー・スナッフィー
ピーターラビットピーター・フロプシー・モプシー・カトンテール

まとめ (これからの楽しい愛犬ライフ)

他の飼い主さんとの交流の際はたいてい一番に聞かれることが愛犬の名前です。

覚えてもらいやすく、由来についても聞きやすい名前にしておくと会話がさらに楽しくなるでしょう。

聞き覚えのあるような名前でも改めて聞いてみるとびっくりするほど様々な由来で名づけられていることがあり、飼い主さんの個性が垣間見えるのが愛犬の名前です。

愛犬のことを考えて名づけた名前であれば、愛着も沸いて、これからの愛犬との毎日がより楽しいものとなるでしょう。

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