【最新】フランス語の犬の名前。かっこいい&おしゃれなつけ方ガイド

フランスもしくはフランス語にどんな印象・イメージがあるでしょうか?

きれいな場所・おしゃれ・ファッションまたセンスがいいなどの印象を持っている方も多いですよね。

そうした背景があってフランス語の単語を活用して犬に名づけをする人が多いです。

愛犬の名前だけでなく、お店の名前、ロゴなどフランス語を用いたネーミングにするにはちょっとおしゃれで雰囲気があると人気です。

これから愛犬を迎えるという人で、おしゃれでかっこいいネーミングを考えているという方の参考に、フランス語の犬の名前のつけ方をご紹介していきます。

人気のフランス語の犬の名前

実際にフランス人がペットに付けている名前はどのようなものがあるのでしょうか?

実はフランスでは、名前に対するオリジナリティーや想像力を促進するために、毎年ペットや人の名前に付ける頭文字のアルファベットを変えるという面白い方法がとられています。

例えば、
2018年は、頭文字「O」から始まる名前が推奨
2019年は、頭文字「P」から始まる名前が推奨
2020年は、頭文字「R」から始まる名前が推奨

といった具合で、年によって頭文字のアルファベットが決められています。

もちろん、「推奨」という形で、「強勢」ではありませんので、好きな名前を付けても問題はありません。

ではここで、2019年にフランスで付けられた犬の名前でいちばん多かったものは何か、ランキングで見てみましょう。

フランスで人気の犬の名前ランキング

1位ペル・ペールPerle「ペルル、ペール(Perle)」とは、真珠という意味の名前です。2019年には見事に犬の名前ランキングで1位に輝きました。頭文字の「P」で始まる名前として、女の子の犬に非常に多かった名前らしいです。
2位ピクセルPixel「ピクセル(Pixel)」とは言わずとも知れたデジタル画像の最小単位のことです。犬の名前としては非常に珍しく、21世紀を感じさせられる名前ですね。響きはなかなかいい感じかもしれません。
3位プーキーPookie「プーキー(Pookie)」とは特にフランス語では意味を成す言葉ではありません。フランスで人気の歌手アヤ・中村が2019年に出したシングル曲のタイトルが頭文字「P」から始まる「Pookie(プーキー)」であったため、その影響が強かったと思われます。
4位ピラッツ・ピラットPirate「ピラッツ、ピラット(Pirat)」とは海賊という意味の言葉です。確かに頭文字は「P」ですが、犬につける名前としては、珍しいのかも。。
5位プリューン・プルーンPrune「プリューン、プルーン(Prune)」とはフランス語でプラムのことです。日本語によく似ている名前ですね。非常に可愛くておすすめの名前です。フランス人女性にもPruneという名前の方もたまにいらっしゃるそうです。
6位プラリーヌ・プラリネPraline「プラリーヌ、プラリネ(Praline)」とは、焙煎したナッツ類に加熱した砂糖を和えてカラメル化したフランスのお菓子プラリネのことです。こちらは、日本語の名前とフランス語の名前が同じです。かわいいので女の子の犬の名前としてとてもおすすめです。
7位ピンクPink「ピンク(Pink)」はフランス語ではなく、英語です。桃色のことを指す言葉です。
8位プラダPrada「プラダ(Prada)」はイタリアの高級ファッションブランドのことです。犬の名前としては、かなりゴージャスな名前ですね。
9位ナラNala
「ナラ(Nala)」とは『ライオンキング』に登場する雌のライオンの名前です。ここにきて頭文字が「P」ではないのに、9位に登場するとは相当フランスで人気の高い名前であることに間違いありません。
10位プンバァPumba「プンバァ(Pumba)」もまた、『ライオンキング』に登場するイノシシの名前です。フランスでは犬の名前に『ライオンキング』からの登場人物の名前を付けることが流行っているようですね。

参照元:フランス語で犬や猫などペットに付けるかわいい名前【30選】

いかがだったでしょうか?

ランキングには入っていませんでしたが、個人的には「シェリ(Cherie)」意味は、愛される者。「ジュール(Jule)」意味は、神の子。「ルー(Lou)」意味は、オオカミ。なんてゆう名前は好きなフランス語の名前です。

愛犬大国フランスの犬事情

ヨーロッパの人々にとって、犬は家族の一員であることはもちろん、しっかり社会の一員でもあります。

特にフランスの社会では、犬はいつも飼い主とともにいて当たり前といっても過言ではないほど、受け入れられています。

メトロ(地下鉄)やバスに乗れば、リード引きのまま飼い主と乗車している犬たちに出会うことも多々あります。

タクシーを拾って乗ろうとすると、助手席に犬が座っていてびっくり!なんてことも。
その理由を聞けば、「え? 愛犬だよ。仕事でも毎日一緒さ」との答えが。この状態でも営業を続けていられるのは、さすがお国柄です。

フランスでは、犬と猫の飼育を集合住宅の規約で禁止してはいけない、という決まりがあります。
大型犬でも、何の問題もなく一般的な集合住宅で受け入れられているのです。そのため、街を歩けば犬たちと散歩しているパリの人の姿はたくさん。
しつけにも力を入れているので、多くの愛犬たちは大人しく飼い主さんとの散歩を楽しんでいます。
中にはリードを付けていない犬もいますが、散歩中に飼い主さんから離れて行ってしまうことは基本的にありません。

フランス人との犬との暮らしを見ていると、犬が社会の一員として受け入れられるためには、仔犬のうちから飼い主と行動をともにしながら、様々な人や犬や環境への社会化を適切に行うことや、人間社会のマナーとルールをしっかりと犬に教えることの大切さを痛感するでしょう。

フランス原産の人気の犬種

気品あふれる犬種や賢い牧羊犬、愛らしい愛玩犬まで、フランスには様々な犬種がいます。

そんなフランス生まれの人気の犬種を紹介します。

パピヨン

フランス語で「蝶」の名を冠し、小型犬の中で最も賢い犬種ともいわれています。

愛情深く、友好的で興奮性が少ないため、家族で飼いやすい犬種です。

グレート・ピレニーズ

家畜を守る牧羊犬や番犬としての役割を担っていました。

その役割から、警戒心の強い性質が残っている場合が多いため、飼い主がリーダーシップを持ってしっかりとした信頼関係を築く必要があります。

トイ・プードル

トイ・プードルは、国内犬種別登録数1位の人気犬種です。

見た目のかわいさだけでなく、抜け毛や体臭が少ないなど、飼いやすいことも人気の理由です。また、明るく温厚で友好的な性格で、さらに利口でしつけもしやすいことから、現代の都市部での飼育に適した犬種といえます。

フレンチブルドッグ

家族が大好きで愛情深い性質のフレンチブルドッグ。穏やかでフレンドリーな性格ですが、頑固な面を見せることもあります。子犬のうちからコミュニケーションを取り、信頼関係を築きましょう。呼吸器が短い犬種であり、短毛のため暑さや寒さに弱いです。気温や体温の調整については十分な配慮が必要です。

おすすめのフランス語の名前

フランス語で犬の名前を付けるときの簡単な3つのコツは、まず付けたい名前のイメージを「かわいい」 「かっこいい」 「おしゃれ」 の3つに分けてみることです。

「かわいい」なら花や植物や自然など、他には食べ物を表す名詞や、愛しい気持ちなどを表す言葉から選ぶとかわいいイメージの名前になります。

「かっこいい」なら車やバイクの名前前向きなイメージの言葉の中にかっこいい名前がみつけやすいです。

「おしゃれ」なら外国の都市名や地名ファッションなどにまつわる名詞などから選ぶとおしゃれなイメージの名前になります。

そこで、その3つのイメージに合った犬の名前に合いそうなフランス語を、それぞれピックアップしてみたので、ご紹介します。

かわいい名前

  • シュシュ(かわいい・お気に入り)

シュシュの由来は、フランス語の「chou=キャベツ」からきていて、キャベツの葉が何層にもなっている状態と、かわいいお気に入りの人やものを大切に扱うイメージが重なってそう呼ぶものだとか。「かわいい~お気に入り」という感情で使う言葉です。愛犬に、男の子でも女の子でも付けられるかわいい響きの名前です。

  • ミミ(最高にかわいい)

かわいくてたまらない相手に使う言葉です。恋人や赤ちゃんや子供、かわいい子犬など、愛らしいと感じるものを対象に使う言葉なので犬の名前にもぴったりです。犬の名前に使うのなら女の子用ですね。
2文字の名前なので呼びやすさもポイントです。

  • プティorプティトゥ(小さいかわいさ)

小さいものや、小さい子供、赤ちゃん、子犬などに「かわいい」と表現するのが一般的です。また、愛情を込めた「かわいい」という思いを表現する時に使います。
犬の男の子であれば「プティ」 女の子だと「プティトゥ」がいいです。特に、トイプードルやチワワにも最適な名前です。

  • ミニョンorミニョンヌ(愛らしい・かわいらしい)

ひと、ものに対して単純に「かわいい」とほめる時などに使う言葉です。男性に使うなら「イケメン」みたいな意味にもなる感じの褒め言葉です。
男の子の名前なら「ミニョン」 女の子の名前なら「ミニョンヌ」です。
意味が素敵なうえに、海外セレブの犬みたいに、かわいくて響きがいい名前ですね。

  • シェリorシェリー(愛しい人・かわいい人)

最愛の人という意味が一般的です。英語でいうと「darling・最愛の人、かわいい人」 と同じです。
男の子は「シェリ」 女の子は「シェリー」 にすると、犬の名前としてとてもかわいいですね。

かっこいい名前

  • シムカ、パナール、ブガッティ、プジョー、マトラ、ルノー

犬の名前に付けても呼びやすそうでかっこいいフランスの車の名前です。
ヨーロッパ車の中でも美意識の高いフランス車は、「プジョー」 や 「ルノー」 などを始め日本でも人気です。かっこいいフランス車の名前を愛犬に付けてみてはいかがでしょうか?

  • リアン(絆)

たくさんの犬の中から縁があって我が家にやってきてくれた犬との強い絆を作りたいという意味を込めて、「リアン」 と名前をつけてみるのもいいですね。とても素敵な意味で、響きもかっこよくて男の子の名前にいいのではないでしょうか。

  • ボヌール (幸福)

私もですが、動物が大好きな人にとってペットは、癒しや日常の楽しさなど人生にプラスアルファの幸せを与えてくれます。家族や自分に幸せを与えてくれる愛犬に「ボヌール」と名前を付けてみるのもいいですね。

  • アストル(天体)、ソレイユ(太陽)、エール(翼・羽)

呼びやすくて意味もすてきなので、男の子の犬の名前にぴったりです。

おしゃれな名前

  • リヨン、リール、ランス、トゥール、アルル、ルゼ、スタン、エシロル

フランスの都市名の名前です。男の子の名前にいかがでしょうか?
おしゃれな響きで犬の名前にしても呼びやすいですね。

  • レンヌ、アンジェ、リモージュ、トロワ、クリシー、ロリアン、シュレンヌ、ポワシー、ロアンヌ、シャトゥー

こちらも都市名の名前。女の子にいかがでしょうか?
他のお宅の犬とは被らなそうな可能性が高い、珍しい着想の名前になりそうですね。

  • シャポー(帽子) フラール(スカーフ) ポッシュ(ポケット) コフレ(宝石などを入れる小箱) パルファン(香水) サボン(石鹸)

ファッションにまつわる言葉の中から、愛犬のおしゃれな名前になりそうな言葉をピックアップしました。

まとめ(フランスのおしゃれな言葉を名前に)

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いかがでしたでしょうか?

フランス語は日本人にとってはおしゃれなイメージのためか、犬の名前にとても人気があります。

飼い主さんがそれぞれの愛犬の特徴に合わせて名前を付けていると思いますが、イメージ別にいろいろな角度から犬の名前を考えてみると、まだまだ広がりがありそうです。

それから、呼びやすい、聞きやすいというのも大切ですね。

きっと素敵な名前を見つけられると思いますので、ぜひ、素敵なフランス語の名前を愛犬につけてあげてくださいね。

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