犬や猫のブームはかなり前から続いていますが、コロナ禍をきっかけに「犬を飼おう!」と思った方も多いのではないでしょうか。
家にペットがいるとストレスが癒され、毎日の生活がとても充実したものになりそうですよ。
しかし、いざ犬を飼おうと思っても、どの犬種が人気でおすすめなのか迷いますよね。
この記事では、人気のかわいい犬種の最新トレンドや、犬種ごとの特徴について詳しく解説します。
「やっぱり小型犬が人気なの?」
「人気の犬種にはどんな特徴があるの?」
「初心者にはどの犬種がおすすめなの?」
といった疑問にお答えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
人気(かわいい)の犬種ランキングトップ7
人気があるかわいい犬種を調査したところと、以下の結果になりました。
1位:トイプードル
2位:柴犬
3位:ゴールデン・レトリーバー
4位:ポメラニアン
5位:チワワ
6位:ミニチュアダックスフンド
7位:シーズー
堂々の1位はトイプードル!
くるくるとしたくせ毛が魅力的で、とても愛らしいですよね。
2位以降も人気が高い犬種ばかりです。
ここからは、それぞれの犬種の特徴について詳しく見ていきましょう。
1位:トイプードル
かわいい犬種ランキングの1位は、トイプードルです。
くりくりとした丸い目とくるくるのくせ毛が特徴です。
まるでぬいぐるみのような見た目をしていて、とてもかわいらしいですよね。
表情がとても豊かで、さまざまな感情表現をしてくれることがトイプードルの魅力です。
実はとても頭が良く、しつけを覚えやすいという特徴もあります。
さらに明るく人懐っこい性格の子が多いので、誰とでも仲良くなりやすいです。
また、トイプードルは抜け毛がほとんどないため、部屋の中で毛が浮遊する心配もありません。
抜け毛の少なさから犬アレルギーがある人でも飼いやすい犬種だといわれています。
体高 | 約26~28cm |
体重 | 約3~4kg |
体格の区分 | 小型犬 |
毛色の種類 | レッド・アプリコット・ブラウン・ブラックなど |
価格 | 約25〜35万円 |
2位:柴犬
柴犬は、日本犬の一種です。世界中で人気があり、日本を代表する犬種と言っても過言ではないでしょう。
三角形の立ち耳と、くるっと巻いた尻尾が特徴。
実はほっぺたがとても柔らかく、びよーんと伸びてもちもちなのがとてもかわいらしくて人気です。
性格は飼い主にとても従順で、明るく活発です。
猟犬や番犬として活躍していた過去があるため、勇敢な部分もあります。
とても我慢強い性格ですが頑固な面もあるので、しつけは子犬の時期にしっかりと行いましょう。
しつけをしっかりと覚えれば、飼い主にとても従順な頼れるパートナーになってくれます。
体高 | 約35~45cm |
体重 | 約7~13kg |
体格 | 小型犬(中型犬に分類されることもあり) |
毛色の種類 | 赤色・黒色・白色・胡麻色 |
価格 | 約5〜20万円 |
3位:ゴールデン・レトリーバー
第3位には大型犬のゴールデン・レトリーバーがランクインしました。
体は大きいですが、優しい目や大きな垂れ耳がとてもかわいらしいですよね。
ゴールデン・レトリーバーはとても穏やかな性格で人懐っこいことが特徴です。
人だけではなくほかの動物とも仲良くなりやすいので、いろんな動物を飼いたい方におすすめです。
さらに、頭がとてもよいのでしつけも比較的覚えやすいと言えます。
少しウェーブがかった被毛は柔らかく、撫でてあげるだけでとても癒されること間違いなしです。
体高 | 約51〜60cm |
体重 | 約25〜34kg |
体格 | 大型犬 |
毛色の種類 | ゴールド・ホワイト |
価格 | 約10〜30万円 |
4位:ポメラニアン
ポメラニアンは、小さな体に大きなくりくりとした瞳、そしてふわふわの被毛が特徴です。
まるでぬいぐるみのような容姿でとても人気が高く、ポメラニアンが大好きという方も多いのではないでしょうか。
かわいらしい見た目をしていますが、性格はとても勇敢です。
警戒心も強いため、番犬にも向いています。
好奇心旺盛な部分もあり、散歩中もさまざまなものに関心を向けることが多いでしょう。
ポメラニアンは毛色の種類もとても豊富で、定番のオレンジやホワイト以外にも10種類以上の毛色があります。
体高 | 約18cm〜25cm |
体重 | 約1.4kg〜2.5kg |
体格 | 小型犬 |
毛色の種類 | オレンジ・ホワイト・ブラウン・パーティーカラー・ブラック・クリーム・オレンジセーブル・ウルフセーブル・チョコレート・ブラックタン・レッドなど |
価格 | 約20〜40万円 |
5位:チワワ
チワワは、世界最小といわれるほど小型の犬種です。
性格はとても勇敢で活発という特徴があります。
警戒心が強いですが、飼い主に対してはとても懐き、忠誠心を見せてくれます。
体がとても小さいため、飼い主と遊んだり家の中を走り回ったりするだけで1日に必要な運動量をまかなうことが可能です。
なかなか散歩に連れていけない人でも飼いやすいため、見た目のかわいらしさと相まって人気が高くなっています。
体高 | 約12〜23cm |
体重 | 約1.5〜3kg |
体格 | 小型犬 |
毛色の種類 | クリーム・ブラックタン・レッド・ブラック&ホワイト・ホワイト・チョコタンなど |
価格 | 約15〜20万円 |
6位:ミニチュアダックスフンド
ミニチュアダックスフンドは、短足で胴長な体型が特徴の犬種です。
見た目のかわいらしさが人気が高く、6位にランクインしました。
性格はとても甘えん坊。頭がよいため、しつけや指示も覚えやすいです。
しかし興奮しやすい性質があるので、吠え癖をつけないようにする必要があります。
飼い主やほかの犬と遊ぶことが大好きなので、散歩や遊ぶ時間はたっぷりととってあげてくださいね。
体高 | 約21~28cm |
体重 | 約5kg |
体格 | 小型犬 |
毛色の種類 | レッド・ブラック・ブラッククリーム・ブラックタン・チョコタン・チョコクリーム・ホワイト・ゴールド・ダップルなど |
価格 | 約20〜30万円 |
7位:シーズー
シーズーは、コミュニケーション能力に長けたとても賢い犬種です。
ぺちゃっとした鼻や垂れ耳がとてもかわいらしいですよね。
性格はとても活発でありながら、穏やかな一面もあります。
飼い主以外の人やほかの犬とも仲良くしやすく、社交性が高い犬種と言えます。そのため、多頭飼いもしやすいでしょう。
また、シーズーはトリミングで雰囲気がガラッと変わる犬種なので、さまざまなカットスタイルを楽しむこともできます。
体高 | 約20~28cm |
体重 | 約4~7kg |
体格 | 小型犬 |
毛色の種類 | ホワイト&ゴールド・ホワイト&ブラック・グレー&ホワイト・ブラウン・ブリンドルなど |
価格 | 約20〜30万円 |
やっぱり小型犬が圧倒的人気! その理由は?
ランキングを振り返ってみると、圧倒的に小型犬の人気が高いことがわかりました。
一番の理由は、マンションやアパートなどの限られた室内スペースでも問題なく飼育できるからです。
小型犬は体が小さいので、広い室内スペースを必要としません。ケージやサークルも大きなものは用意しなくても済みます。
さらに、食事量も大型犬や中型犬に比べると少なく餌代を節約可能で、排泄物の量が少ないことも飼いやすいポイントと言えます。
また、小型犬は室内での遊びだけでも必要な運動量をまかなうことが可能です。
そのため散歩の時間も15分〜20分程度と短く済み、忙しい方でもスキマ時間を使って愛犬と遊んであげられます。
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犬種によって飼いやすい・飼いにくいってあるの?
犬種によって飼いやすい・飼いにくいの違いはあります。
たとえば、社交的で人懐っこい犬種であればしつけがしやすく、愛犬との良好な関係も築いていきやすいです。
一方で、警戒心が強いと仲良くなるまで時間がかかることがあり、飼いにくいと言えるでしょう。
飼いやすい犬種は、主に以下の通りです。
- トイプードル
- ポメラニアン
- チワワ
- ミニチュアシュナウザー
- ミニチュアダックスフンド など
どの犬種も人懐っこいため、初心者でも飼いやすいです。
また小型犬なので広いスペースは必要なく、ペット可のマンションやアパートであれば問題なく飼育できます。
そして、飼いにくいとされている犬種は以下の通りです。
- ビーグル
- セント・バーナード
- 秋田犬
- ボーダーコリー
- パピヨン
- 柴犬 など
セント・バーナードや秋田犬は体が大きく、大型犬の飼育に慣れている方以外は飼うのが難しいでしょう。飼育スペースも十分な広さが必要になります。
また、家族以外への警戒心が非常に強い犬種が多いので、噛み癖や吠え癖をつけないようしっかりとしつけを行う必要があります。
柴犬は人気の犬種ですが、飼育難易度が比較的高いことが特徴です。
柴犬は自立心が強く、成長すると親離れをし始めます。その段階で頑固になる子が多いことから、しつけは子犬のうちに済ませておく必要があるためです。
犬種によって飼いやすさや飼いにくさはありますが、1頭1頭の性格が違うため「この犬種は絶対に飼いやすい」ということはありません。
犬を迎える際は必ず見学に行き、それぞれの性格や特徴を見極めて相性が良い愛犬を見つけましょう。
海外の人気犬種は?
アメリカやイギリス、ドイツなどでは以下の犬種の人気が高いです。
◎アメリカ
1位 | ラブラドールレトリーバー |
2位 | ジャーマンシェパード |
3位 | ゴールデンレトリーバー |
4位 | フレンチブルドッグ |
5位 | ブルドッグ |
◎イギリス
1位 | ラブラドールレトリーバー |
2位 | フレンチブルドッグ |
3位 | イングリッシュスプリンガースパニエル |
4位 | ブルドッグ |
5位 | ミニチュアダックスフンド |
◎ドイツ
1位 | ジャーマンシェパード |
2位 | ダックスフンド |
3位 | ジャーマン・ワイヤーヘアード・ポインター |
4位 | ラブラドールレトリーバー |
5位 | ゴールデンレトリーバー |
日本の人気ランキングと比較してみると、海外では圧倒的に大型犬の人気が高いことがわかります。
海外では犬を連れての入場が許可されている施設も多く、犬はパートナーに近い存在といえるでしょう。
一方、日本ではかわいさを重視した小型犬が人気であり、子どもに近い存在として愛犬と生活している人が多いのではないでしょうか。
このように、飼い主と愛犬との関係性や生活環境の違いによって、国ごとに人気の犬種が異なっているのが興味深いですね。
日本犬って何種類いるの?
日本犬は6種類に分類されます。
- 柴犬
- 秋田犬
- 紀州犬
- 四国犬
- 甲斐犬
- 北海道犬
日本犬は上記の6種類です。どの犬種も原産国が日本である純血種で、国の天然記念物に指定されています。
外来犬が多い現代の日本では、日本犬がそれほど貴重であるということがわかりますね。
また、6種類のうちには入っていない日本スピッツも日本が原産国の犬種です。
日本スピッツは白くてふわふわの被毛が特徴で、とても明るく活発な性格で飼い主によく懐きます。
日本犬は基本的に飼い主に従順で、頭が良いことが特徴です。
外来犬が多い現代ですが、日本犬の古い歴史をこれからも大切にしていきたいですね。
まとめ
日本では、ここ10年ほど人気の犬種はあまり変わっていません。
住環境などから小型犬や中型犬を飼っている人が多いことが伺えます。
街中でも人気の犬種を見かける機会が多いのではないでしょうか。
初めて犬を飼いたい人にとって、犬を迎えた後の生活は想像しづらいですよね。
そのためお迎えする前に見学に行き、実際に犬と触れ合ってみるようにしてみてください。
見学で迎え入れたい子の性格や特徴を知ることで、お迎えした後の生活を想像しやすくなるのでおすすめです。
ほかにも、知り合いや友人に犬を飼っている人がいれば、犬を飼う心構えや注意点などを聞いておくとよいでしょう。
かわいい愛犬と出会って、楽しい犬ライフを送ってくださいね!