みなさんは犬が何歳から老齢期に分類されるかご存じでしょうか?
一般的には約7歳から老齢期、老犬に分類されます。子犬も元気いっぱいで可愛らしいですが、老犬も長く一緒に暮らしてきたからこそ、一挙一動に愛しさ満点ですよね。
まず、老犬の愛らしい仕草について、あげていきたいと思います!
老犬の愛らしい仕草
顔つきが優しくなる
年齢を重ねると顔つきが優しくなります。成犬の頃はキリッとしていた子も、耳や尻尾が垂れ、シワが増え、垂れ目気味になるため、全体的に柔らかい雰囲気になります。体力も落ちますから、喜怒哀楽に関しても緩やかになる傾向にあるようです。
動きがゆっくりになる
若い頃に比べれば体力が落ち、関節も弱くなっています。そのため、全体的な動きがゆっくりになります。歩き出すのも、階段を上がるのも、ご飯を食べるのも全部ゆったりとした動きに。犬からすれば大変なことなのですが、健気に頑張っているようにも見えてなんだか愛しく見えてしまいます。
たくさん寝るようになる
体力が衰えてきてしまっているため、少し動いたりしただけでも疲れやすくなっています。そのため長時間寝るようになることが増えます。犬は元々、人より長く寝る生き物ですが年を重ねるとそれが顕著に出ます。老犬が寝ている時は幸せそうで気持ちよさそうに寝るため、これもまた愛しく感じるポイントですね。
ご飯をゆっくり食べるようになる
若い頃はご飯にがっつくことが多く、すぐにご飯皿を空にしてしまう、って子も、年を重ねていくとゆっくり咀嚼し、ゆっくり飲み込むようになります。たまにご飯を食べている最中に休憩をすることも。全体的な動きがゆっくりで優しくなるのがわかりますね。
そんな可愛くて愛らしい愛犬の長生きのコツについてもご紹介していきます!
老犬の長寿の秘訣
犬の長寿ギネス記録はなんと「30歳」!!
犬種などにもよって変わってくるのかもしれませんが、このギネス記録は平均のなんと倍以上だそうです。
愛犬に長生きしてもらうポイントとしてまず3つ。
- 食事
- 環境
- 運動
この3つがとても大事になってきます。これらの説明もしていきますね!
まず大前提として、犬も人も「これを食べれば」「これをすれば」といった長生きの近道はありません。日常の小さな「体に良いこと」が積み重なり、長生きに繋がっていきます。
食事
食事は体作りの基礎になります。それは犬にとっても同じこと。食べたもので体は組成されています。良い食事をしていれば寿命が延びますし、良くない食事をしていれば長生きはできないと言っても過言ではありませんよね。
人間のご飯=犬のご飯だった時代の犬の平均寿命は今の平均の半分以下(現在の平均は14.2歳)だったようです。人間の食事には、犬に与えてはいけないものも多く含まれています。ですがその時代では研究なども進んでおらず、与えてはいけないものも大量に与えていたため、平均寿命がかなり短かったものと考えられます。
40年前の犬の平均寿命はなんと「3歳」でした。これは本来与えてはいけない成分の含まれるものを与えていたからなのでしょう。
最近ではドッグフードメーカーが研究を進め、犬の体に良いものを厳選されているフードが多いため平均寿命がかなり伸びているようです。
中でもドッグフードではなく、手作りのご飯を与えている犬の方が約3年長生きするとのデータもあるようです。
- 手作りのほうが食材が新鮮で栄養の吸収率が高い
- 市販フードは高温加熱や成型の際に栄養が失われる
- 市販フードには余計な添加物が入っている
など、考察されているようです。一概に手作りが100%よくて、ドックフードは体に良くない!よいうことではありません。手作りフードの方が難易度も高く、気にしなくてはいけないことも多いため無理に手作りフードにする必要はありませんよ!
環境
以前は「犬は外庭の犬小屋にいるのが普通」でしたが、最近では「室内飼い」が当たり前になりました。最近の気温の変動差などを考えると必然とも言えます。
室内ならそれでいいというわけではなく、室内でもいろんな危険が潜んでいます。誤飲事故、夏は熱中症などです。しっかり様子を見て、何かあったときすぐ異変に気づいてあげられなければ外飼いとかわりません。
犬の健康・安全を確保してあげましょう。
運動
健康でいるためには、人もそうですが犬も同じで
「よく食べ」「よく寝て」「よく遊ぶ」ことが大切です。
犬の運動といえば一番に散歩が思い浮かぶと思いますが、いかがでしょうか。
散歩は運動になるだけでなく、匂いを嗅ぐことで刺激にもなっています。外には家の中にはない発見があり、それが犬のストレス解消になっているのです。遊ぶという行為はストレス解消にもなるため、たくさん遊んであげてくださいね。
まとめ
長く一緒にいる愛犬はどんな行動でも愛しく感じますよね。
年を重ねると顔つきが優しくなるほか、全体的に優しくゆっくりとした動きになります。
体力が落ちているため、少し行動すると休憩を挟む姿もなんとなく可愛らしさを感じますよね。
そんなかわいい犬ですが、いつかはお別れがくるもの。少しでも長生きさせるためのコツとして
- 食事
食事は体作りの基礎になります。それは犬にとっても同じこと。食べたもので体は組成されています。良い食事をしていれば寿命が延びますし、良くない食事をしていれば長生きはできないと言っても過言ではありませんよね。
- 環境
以前は「犬は外庭の犬小屋にいるのが普通」でしたが、最近では「室内飼い」が当たり前になりました。最近の気温の変動差などを考えると必然とも言えます。
室内ならそれでいいというわけではなく、室内でもいろんな危険が潜んでいます。誤飲事故、夏は熱中症などです。犬の健康・安全を確保してあげましょう。
- 運動
犬の運動といえば一番に散歩が思い浮かぶと思いますが、いかがでしょうか。
散歩は運動になるだけでなく、匂いを嗅ぐことで刺激にもなっています。外には家の中にはない発見があり、それが犬のストレス解消になっているのです。遊ぶという行為はストレス解消にもなるため、たくさん遊んであげてくださいね。
この3つを意識してあげましょう。