無添加ドッグフードについて〜安全性は? そもそも存在するの? オススメ商品もご紹介!!〜

皆さんは飼い犬の餌は何を与えていますか?

市販のドッグフード、手作りのもの、中には無添加と謳っているドッグフードを与えている飼い主もいるでしょう。

『そもそも無添加ドッグフードって何?』『高くないの?』
と疑問に思う方もいるでしょう。

そこで今回は、無添加ドッグフードのあれこれを探っていきます!!ぜひ最後までご覧ください!!

1.そもそも『無添加ドッグフード』とは?

無添加ドッグフードとは、人工添加物や保存料、着色料や香料のどれか1つでも使用しないで作られているドッグフードのことを言います。 

よって、この4つの中でどれか1つでも使用していなかったら『無添加ドッグフード』と謳うことができます。

2.そもそも無添加ドッグフードって存在するの?

結論、基本的に完全無添加のドッグフードは存在しません。

何故かというと、ドライフードには防腐剤が必要です。

これは、ドッグフードをカビから守り、賞味期限を延ばすためにあります。

しかし、完全無添加の防腐剤の入っていないドッグフードもあります。

添加物を愛犬に与えるのが不安に感じているのであれば、手間はかかりますが手作りの餌を与えるのをお勧めします。

・オススメの手作りドッグフードって?

  • 牛肉のトマト煮
  • 豆腐のあんかけご飯
  • 蒸しさつまいも卵あんかけ
  • 鶏肉と野菜のおじや
  • ひき肉と野菜の炒め物

など、人間が普段から食べているものも食べられることがあります。

特に、ひき肉と野菜の炒め物は手間もかかりにくいのではないのでしょうか?

反対に、

与えてはいけない食材って?

  • チョコレート
  • ネギ類
  • ぶどう、レーズン
  • キシリトール入りのガム
  • 鶏の骨

また、

注意が必要な食材って?

  • 豚と鶏のレバー
  • ほうれん草
  • 煮干し、海苔
  • 生卵の白身
  • 生肉

などがあげられます。

上記の食材を意識しながら手作りドッグフードを作っていくと良いでしょう。

3.無添加ドッグフードって安心なの?

ドッグフードの安全性は、様々な団体によって守られており、中でも

・環境省、農林水産省共官

_原材料を全て記載する必要はあるが、加工助剤はペットフードの品質を大きく変えなければ記載する必要はない

_ペットフードの原材料に含まれる添加物の表示は任意でOK

・ペットフード公正取引協議会

_何の原料が無添加なのかちゃんと記載がある

_ドッグフードを製造する過程で添加物を使っていない、もしくは指定した添加物を使用していない。この2つのいずれかに当てはまったら『無添加』と表示してはいけない

以上の2つの団体が添加物についての決まりをこのように作っています。

また、添加物の中でも避けておいた方が良い食材として、

  • 着色料

_二酸化チタン、赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色105号、黄色4号、黄色5号、黄色6号、青色1号、青色2号、青色102号

  • 酸化防止剤

_BHA、BHT、エトキシン、没食子酸プロピル、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム

  • 保存料

_ソルビン酸カリウム、ソルビン酸

  • 発色剤

_亜硝酸ナトリウム

  • 保湿剤

_プロピレングリコール

があり、特に保湿剤のプロピレングリコールは猫用に用いることが禁止されており、猫が摂取すると貧血を起こす可能性があると言われています。

4.ドッグフードの正しい選び方って?

では、注意点の多いドッグフードはどのようにして選ぶべきでしょうか?

まず、無添加ドッグフードを選ぶには、着色料だけなどの一部が無添加なのか、完全無添加がいいのかなどの考え方でも選び方は変わっていきます。

また、添加物だけでなく、栄養バランスも考えて選ぶことが重要です。

重要事項としては、

  • 動物性タンパク質がしっかり摂取できる

_肉や魚が中心の動物性タンパク質が豊富なもの

  • グルテンフリーなどアレルギーに配慮している

_穀物や、そのほかのアレルギーに配慮されているもの

→過剰摂取によりアレルギー反応が出てしまうことも

  • 犬のライフステージごとに必要な栄養素が摂取できる

_仔犬は高タンパク、高カロリー

_成犬は高タンパク、低脂肪、低カロリー

_シニア犬は高タンパク、低脂肪

  • コスパが良く手に入りやすい

などがあげられます。

つまり、無添加ドッグフードを選ぶ際には、犬や飼い主のライフスタイルにあったものを選ぶと良いでしょう。

5.無添加ドッグフードのメリット・デメリットって?

無添加ドッグフードは体に良いだけでなく、もちろんデメリットも存在します。

・無添加ドッグフードのメリット

  • 安心して与えられる
  • 変な味がする成分が入っていないため、よく食べてもらえる
  • 本来摂取するべき栄養素が豊富に含まれている

・無添加ドッグフードのデメリット〜

  • 『無添加』の種類にも色々あるため、表示があやふやで判断しにくい
  • 賞味期限が短くカビが発生しやすい
  • 価格が高め

無添加ドッグフードの一番のメリットは、犬が摂取する必要のない栄養素を避けられ、体に良いものを安心して与えてあげられることですね。

反対に、価格が高めで賞味期限も短いため、経済面やドッグフードの管理に手間がかかります。

6.オススメの無添加フードランキング

ここでは、注意するべき添加物を使用していないオススメのドッグフードを紹介していきます!!

No.1   モグワン

モグワンは、成長ホルモン剤などを使用していない鶏肉やサーモンを使用しているため、皮膚と被毛の健康にも効果的です。

人工保存料・香料・着色料は使用されておらず、原材料は全てヒューマングレードの食品工場で加工出荷されたもののため、全ての監査や質問調査、製品分析を経て業者の許可を経てから仕入れています。

No.2   ナチュロル

ナチュロルは、世界初の安定・持続型ビタミンCを配合しており、天然で新鮮な肉がたくさん配合されています。

FAMIC認定に準拠した国内の専属工場で作られているので品質管理は問題ありません。

また、グレイン&グルテンフリーなので、アレルギーのある犬にも与えることができます。

No.3   カナガン

カナガンは、成長ホルモン剤など心配がない平飼いチキンを使ったドッグフードです。
栄養バランスも良く、グルコサミンやコンドロイチンが関節の強化に効果的です。

原材料はすべてヒューマングレードの食品工場で加工出荷されたもののため、すべて監査や質問調査、製品分析を経て業者から許可されたものを仕入れています。人工保存料・香料・着色料は使用されていません。

7.まとめ

今回は無添加ドッグフードのいろはについてまとめてみましたが、いかがでしたか?

完全無添加のドッグフードはほとんどありませんが、ゼロではありません。

ただし、無添加ドッグフードは賞味期限が短いため、注意が必要です。

愛犬の健康が気になるようであれば、新鮮なうちに食べ切れるだけの量を購入するか、手作りご飯を与えると良いでしょう。

犬の健康には食べ物が全てと言っても過言ではないでしょう。

今後は添加物などを意識しながら愛犬にあったご飯を与えていき、心身ともに元気に育ってもらいましょう!!

おすすめの記事