犬の骨折!? 応急処置は? 気になる治療費は?

愛犬家の皆さんこんにちは!

最近はいかがお過ごしでしょうか。

犬と一緒にお散歩、お食事、スポーツなど色々な事をしておりますでしょうか。

一緒に楽しい思い出を作ることは何より素敵なことです!

そんな楽しい時間が少しのアクシデントで悲劇に変わってしまうことがあります。

今回は犬の怪我で多い「骨折」について掘り下げて解説していこうと思います!

皆さんは、骨折と聞くとどんなイメージがあるでしょうか。

  • 外傷性骨折

転倒、転落、衝突、交通事故などの外部から刺激によって引き起こされる骨折

  • 疲労骨折

過度の運動により集中した力が加わることで、小さなひびがたくさん発生して起こる骨折

  • 病的骨折

骨粗鬆症、骨腫瘍などの病気が主な原因となり、骨の強度が低下して起こる骨折

上記の三つはよく聞く骨折の大きなくくりです。

そして犬の骨折の原因の多くを占めるのは、

「高所からの落下と交通事故などの事故によるもの」

であり、外傷性骨折が多いのだそうです。

ドッグスポーツをしている犬や頻繁に動く犬種では、人と同じくスポーツ時に骨折や捻挫をすることがあります。犬は、前肢の骨が折れると力を入れられず、足を床に付けることができなくなるケースがほとんどです。捻挫では、痛がりますが歩行ができる場合もあります。

そんな活発な犬を飼っているご主人も、そうでない方も万が一のために是非ご覧いただけたらと思います!

骨折しやすい犬種は?

特に骨折しやすい犬種は、トイ・プードル、ポメラニアンなどの小型犬が大半を占めます。そのほかにもミニチュア・ピンシャー、チワワなどの小型犬が、ご主人の抱っこした手から地面に落ちてしまい、骨折するケースが後を絶ちません。

落下時に前足か後ろ足を地面に付くことが多いためか、小型犬の骨折は脚がメインです。

また、イタリアン・グレイ・ハウンドなど、元来骨が細い犬種では、骨折するリスクが高く、飼育する際には注意しなくてはなりません。四肢の骨折の他、尾を振り続けて、何度もぶつかった刺激で尻尾を骨折する例もめずらしくないそうです。

ほとんどの犬は、脚の骨折で歩き方が不自然になったり、痛がるなど目に見てわかりやすいケースもありますが、尻尾の骨折では痛がらないケースもあります。

未成熟の犬の成長板骨折のケースでも、飼い主さんが気づかないことがあるため、日々の生活の中で「おかしいな」と思ったら心配はいくらしてもいいので早めに症状を見てもらいましょう!

犬の骨折!応急処置はどうすればいい?

飼っている犬が骨折か疑わしい場合は、早急に応急処置を施し動物病院に連れて行きます。

ここではその応急装置を紹介したいと思います!

ANAさんの記事によると足の骨折は

『簡易的な固定用そえ木を作り、ボール紙や割り箸をうまく細工したものに、脱脂綿やハンカチを巻き、骨折した部位と周辺の関節を含めて包帯などで巻いて固定』

とあります。

固定する際には血流が止まらないように巻きすぎや、固定のしすぎは気をつけましょう。

骨折部位の固定が終わり次第、犬を安静に動物病院に診療してもらうようにしてください。

その他、不慮の事故や重症になっていそうな場合は緊急で動物病院に向かう必要があります。その場の判断が大切になりますので一刻も早く犬を救う行動を心がけましょう!

気になる骨折の治療費用は?

AXAさんの記事を基にすると、骨折時の固定方法によって費用は変わってくるそうです。

まずは一つ目、

ピン・プレート固定法

 手術によって骨折部位をピンやプレートで直接固定する方法。理想的な形に戻すことが出来る手術で非常に優れた治療法ですが、全身麻酔下で骨折部位を切開して行われるため、愛犬の体への負担はほかの治療法より大きく、体力の少ない子犬や高齢犬ではこの治療法を選択できない場合もあります。

治療費も入院や検査の費用を含めると100,000円~500,000円程です。

創外固定法

 手術によって骨折部位を皮膚の外側からピンで固定する方法。骨折部位を大きく切開する必要が無く、骨が皮膚から突き出てしまった骨折や歯周病に起因した顎の骨折、プレート固定法で固定することが難しい粉砕骨折などに用いられます。治療費は検査、麻酔や入院費用を含めると100,000円~500,000円程です。

外副子固定法

 骨折部位を外から固定する方法。手術は行わず、ギプスで外側から固定する方法です。骨折が軽い場合や骨がずれていない場合には、アルミやプラスチック素材の副子(添え木のこと)と包帯などを用いて患部を固定します。治療費は5,000円~60,000円程です。

と、上記の3種類の治療法があり、犬種や個体差、重症度、治療にギプスを用いた場合、入院して手術をした場合など、骨折の治療費は具合や症状によって大きく異なりますね。

しかしご安心を。

ほとんどの場合、骨折は「ペット保険で補償の対象」になっていますので額よりも犬の心配をしてあげましょう♪

最後に

ご精読ありがとうございました!

犬の骨折はとても焦りますよね....万が一のためにこの記事を生かしていただければ幸いです!焦らず、冷静に犬の骨折の処置をしてあげましょう♪

参照:

ANA

Butch

Johnson&Johnson

AXA

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