愛犬家の皆さんこんにちは!
本日はタイトルにもある通り、トリミングの方法についてクローズアップした記事を皆さんにお届けいたします!!
そもそもトリミングってなんの為にやるの?
さて、「トリミング」に関してはバッチリという方にもそうでない方にも
「トリミング」とはなにか実際におさらいしましょう!
「トリミング」とは、犬の体毛をバリカンや、トリミングナイフ、ハサミなどでカットし、形や毛並みを整えることです。主にトリミングは、以下の5つの観点で行われることが多いです。
- 毛を衛生的に保つ
- けがを防ぐ
- 熱中症を防ぐ
- ノミやダニを防ぐ
- 美容やおしゃれのため
上記のように、様々な利点や目的のために行われます。
これからの時期、気温も上がることから体温を下げるためにバリカンで犬の毛を刈ってあげる機会も増えるのではないでしょうか。
そのほかにも、汗による皮膚炎やノミの繁殖にの抑制にもつながります。
「トリミング」とパッと聞くと、形を整えることをイメージしがちですがそのほかにも様々な意味があるので是非参考にしていただけたらと思います!
トリミングの基本アイテム・下準備は?
トリミングをご自身でされる場合は、自宅で買っている犬に合わせたアイテムが必要になってきます。犬種によって必要なアイテムが異なってきますので購入の際は必ず自分の犬にあったものを買うようにしましょう♪
例えば長毛犬の場合は
- スリッカー
- コーム
- ピンブラシ
短毛犬の場合は
- スリッカー
- 獣毛ブラシ
超短毛犬の場合は
- 獣毛ブラシ
- ラバーブラシ
を必要アイテムとして揃えましょう!
また、犬用シャンプーや犬用リンス、拭き取り用のタオルも必ず入手しましょう♪
また、どの犬種であってもトリミング前にはブラッシングが必須です。
ブラッシングを嫌がる犬は多いですが、少しでも嫌悪感を和らげるために力加減が何より大切になってきます。上記のどのブラシでも、ブラシを持った際に自分の手の甲をなぞり、痛身を伴わないほど優しい力加減がブラッシングのカギになってきます。
犬に適したブラッシングを心掛けましょう♪
加えて、シャンプー前にブラッシングすることによって犬の全身に生えた体毛をムラなく洗うことができます。皮膚にシャンプー剤が残りにくく、毛を乾かす際の時間を短縮できるなどのメリットもある為、シャンプー前には必ず丁寧なブラッシングを念入りに行いましょう♪
続いて、シャンプーをする際には耳栓をしてあげることも大切です。
シャンプーを洗い流す際に水が耳に入るのを防ぐために、シャンプー前に脱脂綿や専用の耳栓を耳に入れましょう。耳の奥に入りすぎないように注意しながら、耳の穴がふさがって耳栓が見える位置に耳栓をしてあげましょう。
下準備の最後には爪切りと肛門腺絞りを行います。
可能であれば、爪切りはギロチンタイプがおすすめですが、深く切りすぎると血が出てしまうため注意しましょう。実際に、動画や写真を見てどの部分が適正か把握したうえで行うことがおすすめです。肛門絞りはニオイが強烈なため、すぐに洗い流せる浴室ですることがポイントになってきます。どちらの工程も難しい為、難しいようでしたら無理をせずにペットサロンや動物病院などで行った方が再前処置かもしれません。
トリミングはどうやって自分でするの?
トリミングを行うにあたって、部位によって工程やポイントが異なってきます。
大まかな流れとして、「ほっとライン」さんの記事ではこのように紹介されています。
1.バリカンを使って足周りからカットする
足回りから始めます。バリカンを使い、肉球からはみ出た毛をカットする。肉球が見えるくらいにカットするとスッキリする。
2.バリカンを使って肛門まわりをカットする
しっぽを持ち上げて、肛門にかかっている毛をバリカンでカットする。バリカンの刃を肛門に向けないように注意する。肛門の外側の毛を優しくカットする。
3.バリカンやハサミを使って顔まわりをカットする
カットに慣れている犬の場合はバリカンでカットする。音に敏感な犬や、カットに慣れていない犬の場合はハサミを使ってカットする。ハサミを寝かせてカットしたり、ハサミの先端を犬の顔の中心部よりも外側にしたりすることで、急に動いた時のケガを防げる。
4.バリカンやハサミを使って胴体をカットする
胴体のカットはバリカンを少し浮かすようにして毛の流れに沿って刈る。最後にハサミで整えて完了。
となっています。
また、トリミングの部位を大きく分けると
- 顔・頭のトリミング
- 首・背中のトリミング
- 胸・腹のトリミング
- 足・股間のトリミング
- 指・肉球のトリミング
- 尻・しっぽのトリミング
上記、6つの部位に分けての部位トリミングが主になってきます。
今回はその中でも「顔周り」に関するトリミング方法をご紹介いたします♪
【耳周りのトリミング】
耳の周りのカットは耳の内側・外側に伸びた長い毛をカットしましょう。
カットの基本はハサミの先端を顔の方に向けないようにすることです。犬が動いた場合でも耳や目に当たらないようにするため気をつけましょう。
犬の耳は被毛で覆われているので、どこまでが「耳」でどこからが「被毛」なのかを指で確認します。耳ではなく被毛の部分をコームですき、少しずつハサミでカットすることがポイントです。
【顔周りのトリミング】
顔周りでは、
- 目の周り
- 眉
- 口の周り
を短くカットするトリミングしていきます。
コームで顔の周りの毛をすき、コームですくい取った毛を少しずつカットしていきます。
目の周りの毛を短くしておくことで目の病気対策や汚た毛を濡れタオルで簡単に拭き取れるようになります。
最後に
ご精読いただき誠にありがとうございました!
今回の記事が皆さんのお役に少しでも立てたら幸いです...!
トリミングって聞くと若干敷居が高いように感じてしまいますが、実際は毛刈りです!
そんなに難しく考えず、様々な情報を参考に実際にご自身で挑戦してみるのもいいかもしれませんね♪
今の時代、You Tubeなどの動画サイトで参考になる動画も多いので是非是非参考にしてみてください!
それではまた次回お会いいたしましょう♪
参照:ほっとライン