【鹿肉ドックフードは安全?】鹿肉ドックフードが選ばれる理由と選び方

皆さんこんにちは!

愛犬のために毎日健康的で美味しい食事を考えている皆様、犬にも人間と同様、アレルギーがあることはご存知かと思います。

最もポピュラーなドッグフードには「牛、豚、鶏」肉が使用されています。最近では、馬肉や羊肉といったお肉も使われており、ドックフードも多様化してきました。

しかし、食文化が多様化する一方で、中にはラム肉などにアレルギーを持つ子も現れたり、、、そんな中、最近愛犬家の注目を集めているのが「鹿肉」です!ちなみに、タンパク質は犬にとってとても大事な栄養源です!食事に占める割合ではなんと人間の4倍も必要だと言われています。

本日は、そんな愛犬にとって大事な大事な栄養源である「お肉」とりわけ「鹿肉」についてお話ししていきたいと思います。

それぞれのお肉の特徴

・牛肉
 人間にとっても「肉」といえば牛肉ですよね。まさにお肉の王道。犬にとっても同様に、風味豊で美味しい牛肉はお気に入りのお肉の一つと言えるでしょう。また、牛肉は非常に栄養素が高く、とりわけ鉄分が豊富に含まれているので犬にとっても貧血の予防に効果的とされています。

・豚肉
 豚肉に豊富に含まれるビタミンB1にはストレスを緩和しイライラを沈めてくれる効果があります。

・鶏肉
 高タンパク低脂肪なお肉ということで、人間、犬問わずダイエット食として人気です。また鶏肉に含まれるビタミンKは、動脈硬化や心臓病の原因となるカルシウムの沈着を防ぐ働きがあると言われています。

・馬肉
 こちらも鶏肉同様低カロリー高タンパクのお肉として知られています。また、疲労回復や免疫力のUPにも効果があるとされているので、食欲がおちてきたシニア犬にもおすすめのお肉です。

 他の動物の脂には含まれないαリノレイン酸を多く含み、がんの発生を抑制し、血流をよくする効果も期待されています。

・羊肉
 タンパク質、ビタミン、ミネラル、脂質のバランスがよく含まれいるのが特徴です。また他のお肉と比べると高カロリーではあるものの、脂肪の燃焼を助けるカルニチンを多く含んでいるので、ダイエット食としても注目を集めています。

鹿肉が選ばれる理由

ここまでたくさんのお肉をご紹介してきましたが、実はもう一つ、最近注目を集めているお肉があります。それが鹿肉(ベニソン)を使用したドックフードです。

なぜ鹿肉が注目を集めているのか、まずは鹿肉の特徴を見ていきましょう!

鹿肉

・鶏肉同様、高タンパク&低カロリーなお肉。100グラムあたりのカロリーは牛肉の1/2、脂質は1/10という驚きのヘルシーさ。

 しかし、タンパク質の量は牛肉と同等というスーパーフード。さらにはビタミンB6やナイアシン、カリウム、亜鉛といった栄養素が豊富に含まれており、鉄分も牛肉の3倍、リノール酸も含まれているので、血行促進や抗がん

鹿肉は肥満防止にも効果があると言われています。

これだけ見てもとにかくすごいお肉であることは理解できますが、鹿肉が選ばれているのにはもう一つ大事な理由があります。

ドッグフード用として使われる鹿肉は、猟師さんが捕獲した野生の鹿を使用するのが一般的です。牛や豚の家畜とは異なり、抗生物質やホルモン剤の残留リスクが低いため、アレルギーを起こしにくいお肉とされています。

栄養価も高く、健康的でアレルギーのリスクも低いお肉それこそが鹿肉の魅力です!

安全なの?

ここまで見ると鹿肉のドッグフードは、愛犬にとってまさに完璧な食事!!に見えますがいいことづくめではありません。一番大事なのは安全性ですよね。

結論から言うと、鹿肉のドッグフードを購入する前には、きちんとした下調べが必須になります!鹿肉は野生の鹿を使用しているため、アレルギーのリスクが低いことは先に述べましたが

野生の鹿は「寄生虫やE型肝炎ウイルスに感染している可能性」もあります。農林水産省では、鹿肉を使用したペットフードを生産する業者へ注意を呼びかけていますが、食用に解体する際の病気の有無の確認を義務付けているわけではありません。

なので「情報がきちんと開示されているか」という点を調べながら選んでいくのが、安全な鹿肉ドッグフードの選び方では大前提となってきます。

鹿肉ドッグフードの選び方

原材料の品質に加え、製造工場、製造過程、販売会社といった情報が細かく開示されているものを選びましょう。こちらも詳しい情報の開示は義務付けられてはいませんが、そうした義務付けられているわけではない情報を開示する真摯な姿勢を持つ業者さんを選ぶのがポイントになりそうですね。

注意すべき添加物やその他の原材料にも注意しましょう!

保存料や着色料、香料といった添加物は、ドッグフードの見た目や品質を保つには大事なものかもしれませんが、愛犬が健康的に長生きしてくれことを望むのであれば、こうした添加物が含まれていないドッグフードを選ぶようにしましょう。

また、原材料のお肉には、鹿肉以外のお肉も含まれている場合があります。それらのお肉にアレルギーがないかを事前に調べて把握しておくことも大切です。

【まとめ】

鹿肉のドッグフードはいかがでしたでしょうか?

後半は注意しなければいけないことを書いたので、「怖いしやめておこうかな。。。」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にきちんとしたものを選べば、鹿肉は犬にとって最高の栄養食と言えるほどのメリットがあります。

高タンパク低脂肪低カロリーなので、体重の管理や運動量の少ない子にとってもおすすめですし、ビタミンやミネラル、鉄分といった栄養素も豊富に含まれています。

何より、アレルギーを起こしにくいことは愛犬の食事にとってはとても大事なことです。愛犬にいつまでも元気で健康的にいてほしいという願いは、飼い主なら誰もが持つ共通の願いだと思います。

そのためには、まず一番身近で毎日行っている食事から今一度向き合ってみてください。

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