馬肉は、犬にとって良質なタンパク源です。栄養価が高く低脂肪であるため、シニア犬やダイエットを必要とする犬にとっては最適な食事であるといえます。
「馬肉ドッグフードもいろいろあるけど、どれがおすすめなの?」
「愛犬に馬肉ドッグフードを与えると、具体的にどんなメリットがあるの?」
馬肉ドッグフードを検討している飼い主さんは、このようなお悩みが尽きないのではないでしょうか。
本記事では、馬肉ドッグフードを通販で選ぶときのポイントや犬が馬肉を食べるメリット、そしておすすめの馬肉ドッグフード5選を紹介します。正しい選び方を知って、愛犬に合った馬肉ドッグフードを選んであげてくださいね。
愛犬に馬肉を与えるメリットは?
馬肉は、犬のカラダづくりにとても役立つ食材です。馬肉には以下のようなメリットがあるため、犬にとって理想の食事であるといえるでしょう。
- 高タンパクで低脂肪
- カルシウムや鉄分が豊富
- ビタミンAやビタミンEが豊富
- 牛肉に比べて体脂肪になりにくい
- 不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)が豊富
- グリコーゲン(旨みの元)が豊富
- アレルギーを発症しにくい
- 毛のツヤが良くなる
馬肉は、牛肉や鶏肉よりもヘルシーです。犬にとって負担になることがほとんどないため、運動量が少ない室内犬やシニア犬にも合わせやすい食材だといえます。
また、馬肉は低脂肪なので肥満気味な犬におすすめ。馬肉でバランスの良い栄養をとりながら、健康的にダイエットが行えます。
さらに、馬肉には高血圧の予防にもなる「ペプチド」が含まれているほか、抗原度が非常に低いタンパク源なのでアレルゲンになりにくいとされています。
馬肉ドッグフードを通販で選ぶときの4つのポイント
ここからは、馬肉ドッグフードを通販で選ぶときのポイントを紹介します。
馬肉ドッグフードを選ぶときは、以下のポイントをチェックしましょう。
- 安全性を確認する
- 年齢に応じて選ぶ
- 形状で選ぶ
- 原産国で選ぶ
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
安全性を確認する
まずは、馬肉ドッグフードの安全性を確認しましょう。
日本では、少し前までドッグフードの安全性については保証されていませんでした。2009年にようやく「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)」が施行され、安心してドッグフードが購入できるようになりました。
安全な馬肉ドッグフードを与えるためにも、購入の際は必ず信頼できるショップから購入するようにしましょう。個人で平行輸入されているものや極端に安価なものは、安全性が保証されていない場合があります。
きちんとしたショップでは、馬肉ドッグフードも正しく管理され安全に保管されているため、安心して購入できるでしょう。
「安全なドッグフードの選び方をさらに詳しく知りたい!」という方は、ぜひ下記の記事もご覧ください。
年齢に応じて選ぶ
馬肉ドッグフードを選ぶ際は、愛犬の年齢も考慮してあげましょう。犬の年齢によって必要な栄養量は異なるため、年齢に適したものを選んであげる必要があります。
たとえば幼犬期は、成長するために多くの栄養を必要とします。そのため、幼犬期には栄養が豊富に含まれている仔犬用の馬肉ドッグフードを与えましょう。生後4ヶ月以降は成長速度が緩やかになるため、成長度合いに合わせてカロリーを調節してあげます。
成犬になると、幼少期のように栄養たっぷりのドッグフードを与える必要はありません。肥満の原因にもなるので、成犬用の馬肉ドッグフードを与えましょう。
形状で選ぶ
馬肉ドッグフードには、主に以下のような形状があります。
- ドライタイプ
- ウェットタイプ
- ミンチタイプ
- 半生タイプ など
犬によって好みの形状は異なるため、愛犬が好きなタイプを与えてあげるとよいでしょう。
もし仔犬やシニア犬に大きい粒のドッグフードを与えるときは、必ずぬるま湯などでふやかすか、割って小さくしてから与えてください。仔犬やシニア犬は噛む力が弱く噛み切れていないまま飲み込む危険性や、消化能力が低いためうまく消化できない恐れがあります。
噛む力や消化能力が低い場合は、初めからミンチタイプや半生タイプなどを与えてあげるとよいでしょう。
原産国で選ぶ
馬肉ドッグフードを選ぶときは、原産国も確認しましょう。
基本的に、ドッグフードには原産国の明記は義務付けられていません。しかし、品質に自信があるメーカーは原産国をアピールポイントとして記載しているところもあります。
最近では日本が原産国のドッグフードも多くみられますが、原産国とは最終的な加工を行った国のことなので、原材料まで日本のものであるとは限りません。メーカーによっては原産国だけではなく、原材料の産地も公表しているところもあるので、気になる場合は確認しておくとよいでしょう。
通販で人気の馬肉ドッグフード5選
ここからは、通販で人気の馬肉ドッグフードを5つ紹介します!それぞれの特徴や価格などを比較して、愛犬に最適なものを与えてあげましょう。
今回ご紹介するのは、以下の5つです。
- アドメイト ドッグフード モアソフト 馬肉 500g(100g×5袋)
- ドッグフード工房 ドライフード(カリカリタイプ) 馬肉 小粒 750g
- WITH GREEN DOG Yum Yum Yum! 500g
- 健康いぬ生活 馬肉自然づくり ドッグフード 1kg
- デビフペット デビフ缶 馬肉のスープ煮 65g×24缶
それぞれの馬肉ドッグフードについて、詳しく見ていきましょう。
アドメイト ドッグフード モアソフト 馬肉 500g(100g×5袋)
「モアソフト シニア 馬肉」は、生の馬肉と野菜を使用したシニア用の馬肉ドッグフードです。
対象年齢ごとに、以下の2種類が用意されています。
- アダルト(1歳以上)
- シニア(7歳以上)
形状はどちらもセミモイストタイプなためシニア犬であっても食べやすく、食いつきが良くなる効果が期待できます。さらに原産国は日本であり、100gずつの分包タイプなので与えやすいことも特徴のひとつです。
商品名 | モアソフト ホース500g |
対象年齢 | ・アダルト(1歳以上) ・シニア(7歳以上) |
形状 | セミモイストタイプ |
原産国 | 日本 |
価格 | 1,980円(税込) |
ドッグフード工房 ドライフード(カリカリタイプ) 馬肉 小粒 750g
出典:ドッグフード工房
ドッグフード工房の馬肉ドッグフードは、高タンパク・低カロリーで低脂肪であり、鉄分や体力の源といわれるグリコーゲンは牛肉の2倍も含まれています。
ドライフードなのでカリカリとした食感が特徴的で、小粒であるため噛む力が弱い犬でも食べやすいでしょう。原産国は日本で、国産の馬肉ドッグフードを与えたい方におすすめです。
ドッグフード工房では防腐剤や合成保存料などの添加物は一切使用していないため、賞味期限が未開封で3ヶ月となっています。一般的なドッグフードと比べて少し短めですが、それだけ安全性が高いといえるでしょう。
商品名 | ドッグフード工房 馬肉 小粒750g |
対象年齢 | 成犬〜シニア犬 |
形状 | ドライタイプ |
原産国 | 日本 |
価格 | 1,870円(税込) |
WITH GREEN DOG Yum Yum Yum! 500g
出典:GREEN DOG
WITH GREEN DOGの「Yum Yum Yum!」では、成犬とシニア&ライトに向けて馬肉ドッグフードが販売されています。
形状はドライタイプとやわらかドライタイプの2種類。年齢を問わずやわらかドライタイプが用意されているので、噛む力が弱い犬でも無理なく食べることができるでしょう。
原産国は日本であり、原材料についても可能な限り国産のものを使用しています。合成添加物も一切不使用なので、安全性が高い馬肉ドッグフードだといえます。
商品名 | ・Yum Yum Yum! 馬肉 ドライタイプ500mg ・Yum Yum Yum! 馬肉 やわらかドライタイプ400mg ・Yum Yum Yum! シニア&ライト 馬肉 ドライタイプ500g ・Yum Yum Yum! シニア&ライト 馬肉 やわらかドライタイプ |
対象年齢 | ・成犬 ・シニア犬 |
形状 | ・ドライタイプ ・やわらかドライタイプ |
原産国 | 日本 |
価格(税込) | ・2,154円(Yum Yum Yum! 馬肉 ドライタイプ500mg) ・2,420円(Yum Yum Yum! 馬肉 やわらかドライタイプ400mg) ・2,453円(Yum Yum Yum! シニア&ライト 馬肉 ドライタイプ500g) ・2,493円(Yum Yum Yum! シニア&ライト 馬肉 やわらかドライタイプ400g) |
健康いぬ生活 馬肉自然づくり ドッグフード 1kg
出典:健康いぬ生活
「馬肉自然づくり」は、人間用として認められる新鮮な馬肉を使い国内製造していることが特徴です。さらに、アレルゲンとなる小麦を一切使用していないため、小麦アレルギーがある犬も安心して食べられます。
馬肉に使用される馬はカナダ生まれ。日本一の肥料技術を持つ熊本県で大切に育てています。
「馬肉自然づくり」は気温や温度に合わせて製造方法を毎日微調整しているため、安定して品質の良い馬肉ドッグフードを提供しています。
商品名 | 馬肉自然づくり1kg |
対象年齢 | 成犬〜シニア犬 |
形状 | ドライタイプ |
原産国 | 日本 |
価格 | 2,640円(税込)〜 |
デビフペット デビフ缶 馬肉のスープ煮 65g×24缶
出典:デビフペット
「馬肉のスープ煮」は、食べやすい大きさにカットされた馬肉をスープでじっくり煮込んだ馬肉ドッグフードです。1缶65gと小容量なので、小型犬であれば1日で食べきることができるサイズです。
幼犬期から食べさせられるため、仔犬の頃からたっぷりと栄養をとることができます。
国産であり、着色料や発色剤は無添加の安全な馬肉ドッグフードです。
商品名 | 馬肉のスープ煮65g×24缶 |
対象年齢 | 幼犬期〜シニア犬 |
形状 | ウェットタイプ |
原産国 | 日本 |
価格 | 2,944円(税込)〜 |
まとめ
まだまだドッグフードとしては馴染みのない馬肉ですが、高タンパクで低脂肪であるなど、犬にとって栄養満点の優れた食材です。牛肉や鶏肉に比べてヘルシーなので、シニア犬にもおすすめです。
また、馬肉はドッグフードだけではなく、しつけ用のおやつとしても販売されています。しつけをしながら栄養もとれるので、一石二鳥といえますね。
馬肉ドッグフードを選ぶ際は、愛犬の年齢に合わせて最適なものを選んであげてください。仔犬やシニア犬など、噛む力が弱い犬にはやわらかいウェットタイプや半生タイプがおすすめです。
豊富な栄養を補給するためにも、愛犬の体質や健康状態に合わせて定期的に馬肉ドッグフードを取り入れてみましょう。