犬のためにと良いフードをせっかく買ったのに食べてくれない‥‥。
好きなドッグフードしか食べない!おやつしか食べてくれないなんてことでお困りではありませんか?もしかしたら、ちょっとしたポイントを抑えるだけでそのドッグフード、食べてくれるかもしれません。
アレルギーなどでない場合は、今回ご紹介する方法で改善するかもしれないので、ぜひお試しください!
食べない理由がわがままか、体調不良か、ストレスかを見分ける
わがままの場合
- おやつは食べる
- 新しいフードに変えたら食べなくなった
- 飼い主が見ていないとフードを食べない
上記の場合、わがままである可能性が高いです。
しつけの際にご褒美のおやつを多くあげすぎてしまっていたり、人間用の味の濃い食べ物をあげてしまっていると、フードを食べなくなってしまうことがあります。
おやつを控え、人間用の食事を与えないようにします。
その上で、ドッグフードを決まった時間に出し、食べないようなら20分ほどで下げてしまうようにすると良いでしょう。出されたらすぐに食べないと、食べられなくなってしまうと覚えさせることができます。ドッグフードを食べるまで放ったらかしにしてしまうと、フードが酸化し劣化してしまうので普段から気を付けましょう。
体調不良の場合
- 2日以上食事を摂っていない
- 嘔吐、水を飲まない、ぐったりしている
- おやつにも興味を示さない
上記の場合、病気・体調不良である可能性が高いので、すぐ病院へ。
放置しても犬が衰弱していってしまう一方なので、気づいたらすぐに連れて行ってあげましょう。
ストレスの場合
- 環境が変化した(引っ越しをした、家族が増えた、ペットホテルに預けた等)
- 留守番をさせることが増えた
- 忙しくなり、なかなか遊んであげることができなくなった
上記の場合、ストレスが原因で食べない可能性が高いです。
この場合は一時的なもので、順応していくにつれ食べてくれるはずです。人間も突然環境が変わると、順応できるまで体調不良や食用不振が起きてしまうのと同じですね。
犬は一日平均30分ほど遊んであげると良いと言われています。
しつけや信頼関係の構築にも関係していますから、できるだけ時間を割いてあげましょう。おもちゃを渡すだけ渡してあとは放ったらかし、なんてしている方は要注意。そのおもちゃにもすぐ飽きてしまいますし、何といっても信頼関係を築けません。信頼関係の構築には、おもちゃを渡して一緒に遊びこちらから遊びを終了させるのがとても重要となっています。そうすることで主従関係が築け、おもちゃにも飽きづらくなります。
もし、時間を割くのが難しければ1日10分ほどでいいので、ロープ状のおもちゃなどで遊んであげましょう。
やり方
- ロープ状のおもちゃを犬に見せ、犬がくわえたら5秒間左右にゆっくりと動かしてあげます。
- 5秒経ったらおやつのにおいを嗅がせ、ロープを離させます。
- ちゃんとできたらおやつを与えて褒めてあげましょう!
犬のしつけにスキンシップは欠かせないもの。遊ぶときは必ず飼い主と犬、一緒に遊んであげましょう。
犬はもともと群れ生活をする動物です。その中でも上下関係は非常にシビアでしっかりしています。そのため主従関係が築けていないと、犬が一番偉いと考えてしまいわがままになり、フードを食べてくれなくなることがあるようですよ。日ごろからしっかりと主従関係を築いて行きましょう!
食べない理由がわがままに当てはまる場合の対処方法
おやつだけは食べる
しつけなどのご褒美で、おやつを多く与えてしまっていませんか?それでお腹いっぱいになり、その後のフードを食べないのであれば元も子もありません。低脂肪で低下カロリーのものをおやつとして与え、量としては2.5kgの犬で5g、4kgの犬で7gとなっています。
量として見るとかなり少ないですが、一日の総合としてみるとこれくらいしかあげることができないのです。もし、これ以上与えてしまっている場合はあげすぎの可能性がありますので、減らしましょう。
人間用のご飯も、日頃から与えないように!
人間用のご飯は味付けも濃くカロリーも高いです。人間がジャンクフードばかりを食べてしまうと質素な味付けのものをあまり食べなくなってしまうように、犬も味付けの濃いものしか食べたがらなくなってしまいます。ご自身が与えていなくても、ご家族が与えてしまっている可能性もあります。ご家族にも伝え、日頃から人間用のご飯は与えないようにしてあげましょう。
新しいフードに切り替えたら食べなくなった
犬は嗅覚が優れていますので、新しいフードの匂いに惹かれないのかもしれません。その場合は香りを強くしてあげることで、食欲増進となり食べてくれることがあります。市販されている犬用のふりかけなどをかけてあげるのがオススメです。
フードをいきなり完全に切り替えた場合は警戒しているのかもしれません。もし、フードを新しいフードに完全に移行してしまった場合は、体調不良になりうることもあります。フードの切り替えは少しずつ行い、徐々に移行していく形がオススメです。
人間にも好き嫌いがあるように、犬にも好き嫌いがあります。嫌いなものを与え続けるのも犬にとってはストレスになりますから、どうしても食べない場合はその犬にとって嗜好性の低いフードですから、前のフードに戻してあげる、または新しいフードを用意してあげるのも手かもしれません。
飼い主が見ていないとフードを食べない
この場合はしつけが上手くできていないケースが多いです。
犬は主従関係があるのが当たり前の世界で生きているので、常に甘やかされていては「自分が一番えらいんだ!」と思ってしまってもしょうがないのです。
前述したように、おもちゃで遊んでいるときにこちらから止める(主導権を握る)などをしてあげないと、わがままになってしまいます。
もっと遊びたがってるから飽きるまで遊んであげないと!と相手をしてあげていると、そのおもちゃにも飽きてしまいますから、遊んでいるとき、散歩をしているときは主導権はこちらが握り、主従関係・信頼関係を築きましょう。
まとめ
犬のわがままで食べてくれない理由は主に
- おやつは食べる
- 新しいフードに変えたら食べなくなった
- 飼い主が見ていないとフードを食べない
この3つ。
それぞれに合った対処法をしてあげることで、きっと改善が見られるハズです。
もし、2日以上ご飯を食べないなどのケースは病気である可能性が高いですから、異変に気付いたらすぐかかりつけ医へ相談してみましょう。
以上、犬がわがままでドッグフードを食べてくれないときの対処方法でした!
ご参考になれば幸いです♪