ご存知? 犬猫の交尾事情

愛犬家の皆さんこんにちは!

そして、あけましておめでとうございます!

今年も皆さんにとって素敵な一年となりますように!

さて本日は犬と猫のとある事情についてご説明させていただければと思います。

殆どの動物は生物として生まれてきたからには本能的に種の存続のため子孫を残すために生殖活動をしなくてはなりません。

犬、猫も同様に自然界に生きてきたものとして飼育されていても「発情期」がやってきます。

ということで本日は「犬・猫の交尾事情」について迫っていこうと思います。

繁殖させるつもりはなくとも、少しでも家族の一員である彼らの事情について理解しておくことは大切なことです。

今回の記事をご覧になった後に少しでも皆さんのお力になれたら幸いです!!

犬・猫の発情期はいつ?

まず最初にそれぞれの発情期を抑えましょう!犬と猫は互いに若干の違いがあるので、以前猫を飼っていたからと犬も大丈夫!と思うのは少し危ないかもしれません。お互いに違いがあるため多少被る点もありますが別物として考えましょう。勿論、逆も然りです。それでは、犬から見ていきましょう♪

犬の発情期

犬の性成熟期は、個体が若干ありますが、一般的に生後6〜12ヶ月頃に訪れるといわれています。小型犬の性成熟は比較的早く、大型犬は遅く訪れます。大型犬の初めての発情は生後12ヶ月〜24ヶ月にみられる場合もあるので犬種によって性成熟期は異なることを覚えましょう。

そしてオスよりもメスは発情の見極めがしやすいと言われています。オスは発情の目安として「片足を上げて排尿をするようになること」が目安になり、クッションの上に乗っかって腰を振るような行動が見られるようになります。

基本的に発情はメスにみられるものであり、発情中の尿中にはオスをひきつけるフェロモンが含まれています。オスは発情中のメスに誘発され、発情反応が起こります。

犬の発情は、6〜10ヶ月の周期で起こり、1年に約1〜2回の周期で発情を繰り返します。初めての発情は目立たないこともあり、気付かずに終わってしまっていることもあるそうです。

猫の発情期

猫は気温的に暖かくなると発情期を迎えます。昼間の長さが延び始めた1月頃に始まり9月頃まで続くことがあります。そのなかでも春(2月〜4月)と夏(6月〜8月)が最も盛んです。

メスの発情は日照時間と関係しており、14時間を越えると反応して発情期を迎えるといわれています。本能的に、寒く食物のない冬よりも、食物が豊富な暖かい季節に出産したほうが子猫の生存率が高まる為、暖かい時期を選んでいると考えられています。オスは、日照時間に関係なく発情しているメスの鳴き声やフェロモンに刺激され発情が誘発されます。

上記のように、犬と猫では気温や時期に違いがありますね。それぞれの発情期についてしっかり認知しておきましょう。

続いて、交尾に関する注意点をさらっておきましょう!

交尾の注意点って何?

犬も猫も、交尾にあたって必ず注意しなくてはいけないことがあります。ブリーディングや交配を生業としている方だけでなく、気をつけてもいつ起こるかわからない事態に備えてしっかりと知識をつけましょう♪

犬についての注意点

犬も人同様に幼犬や高齢犬の妊娠・出産は、母子共にリスクが高いです。出産は、メスにとって死のリスクがある大きな負担と理解しておきましょう。

「PetSmilenews for ワンちゃん」さんによると

日本最大の血統書発行団体であるJKC(ジャパンケネルクラブ)は、メス犬・オス犬いずれかが、生後9カ月1日未満の場合、「早期繁殖」として赤ちゃん犬に血統書を発行してくれません。

日本犬の最高権威団体である日本犬保存会でも、生後7ヶ月未満のメス犬・オス犬による「早期交配」の場合は、血統書が発行されません。

ともあるため、ブリーディングや血統書を気にされる方には、犬の健康にも考慮して交配は適齢期に行うべきですよね。

しっかりと時期を見極め、感染症などに気をつけて行いましょう♪

猫についての注意点

犬も勿論ですが、交尾の際はお互いの気持ちを尊重しましょう!

「CatPress」さんによると

メス猫は交尾をしてから24~50時間後以内に排卵が起こるといわれていますので、飼い主さんは妊娠する可能性が極めて高い、発情開始から3~4日目に交尾しやすい環境作りを行ってあげましょう。

とあります。

その為、静かでストレスのかからない生活を送れる環境を作ってあげましょう。交尾相手のとすぐに接触させず、適切な距離を保ちメスの負担を減らしてあげましょう。猫の交尾は相性が合わないと両者にストレスがかかってしまいます。人間の手で無理やり交配させるのは避けるのがポイントです。

また、妊娠の確率を上げるためには交尾が終わった後。体力が回復するのを待ってから再び交尾をさせましょう。

猫はストレスに気を配りながら交尾のしやすい環境を作ってあげることがポイントです!

その他の知識

交尾に関する知識は「交尾時」以外にもいろいろな知識があります。今回ご紹介できなかった

  • 交尾に関する感染症
  • 交尾前の検査
  • 去勢手術

など、まだまだお伝えしたい知識があります!

私たちが環境づくりだけでなく、交尾前、交尾後の知識も備えておきましょう。

家族の一員である犬・猫の信頼関係を構築していく上で知らないことは少ない方が支障が少なく、スムーズに関係が築けます♪

野良から懐かせた犬猫には保健所の登録は勿論、感染症の検査を交尾前に済まさなくてはなりません。次回以降でこの内容について触れられたらと思います!

最後に

ご精読ありがとうございました!

今回は「交尾」に関する話題でしたがいかがでしたでしょうか?

一緒に暮らし、成長を共にする中で発情期は避けては通れませんよね。そんな中で、少しでも不安やストレスのない接し方ができるように今回の記事を役立てていただけたら幸いです♪

それではまた次回お会いいたしましょう!

参照:

アイリス ペットどっとコム 犬といっしょ・猫といっしょ

PetSmilenews for わんちゃん

みんなのどうぶつ病気大百科

ユニ・チャームペット

Cat/Press

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