子犬のご飯について〜何を与えたらいい?いつ与える?人気のドッグフードも紹介!!~

子犬と呼ばれる時期はわずか1年間と、とても短いです。この短い間にも子犬は大きく成長していきいます。

この子犬の期間、ご飯はいつ与えて、何を食べさせてあげたら良いのでしょうか?特に、子犬を飼い始めたばかりの人はご飯について、何をどのように与えたらいいか分からないですよね。

この記事では、そんな飼い主初心者さんでも安心してご飯が与えられるように、子犬のご飯について説明していきます!

ぜひ最後までご覧ください!!

1.1日の仔犬の食事について

時期や犬種によって食事の内容や時間が大きく異なります。

まず、仔犬の食事は1回の量を少なく、食事回数は多くします。

これは、仔犬の消化器官の発達には時間がかかるためです。

犬に必要なカロリーは、季節や生活環境によっても大きく変わります。

夏は活動量が減るので、エネルギーの消費量が減るため、必要な摂取カロリーも減ることになります。

反対に、寒い冬は多くのエネルギーを必要とします。

長時間の散歩をしたり、活発に動いた日も多くのエネルギーを消費しています。

また、便の状態を見て食べる量を調整することも大切です。

便の状態が柔らかい時はご飯や回数を減らし、便の量や回数が多い時は食事量を減らすなどの工夫もしていきましょう。

そこで、仔犬の時期毎の食事の回数や時間、量について紹介していきます。

様子見しながら、仔犬の餌の量や回数を調整してあげましょう。

・生後3ヶ月までは3〜5回離乳食

生後3ヶ月の場合は、同じ離乳食を1日3~5回与えます。

つまり、睡眠時間を除いて3~4時間に1度ということになります。

この時期に食事の回数が多くなってしまう原因として、

・ふやかしたフードや水分の多い離乳食を食べる時期のため、水分が多く一度にたくさんの量を食べることができない。

・水分が多く消化が早いため、こまめにごはんを食べないとお腹がすいてしまい、胃液を吐いてしまうことがある。

といった2点があげられます。

また、夜中に空腹になってしまう場合は、時間の調整をしてください。

そして、離乳食はドッグフードを水かぬるま湯で蒸してから与えましょう。

この際、栄養素の壊れる熱湯や、犬にとって人間ほど必要のないミネラルを摂取しないよう、ミネラルウォーターは使わないように気をつけましょう。

〜ご飯を与える時間の例〜

08:00   11:00   14:00   17:00   20:00

・生後3~6ヶ月は3〜4回ドライフード

生後3~6ヶ月は、ドライフードへの切り替え時期です。

ごはんの水分量が減り、犬の消化器官も発達していくので、1回で食べられるごはんの量も増えます。

ドッグフードを蒸す必要もなくなっていきます。

この時期の大切なことは、仔犬が欲しがる分量をしっかりと与えてあげることです。

また、チワワやトイプードルなどの超小型犬は、生後3~4カ月でも1日4回に分けて与えたほうが良いでしょう。

最近はドッグフードの栄養価が高いことや、屋内での飼育が多く見られ、犬の肥満化が問題視されていますが、仔犬のうちは肥満を気にするよりも、仔犬がしっかりと成長できるように欲しがる分量をしっかりと与えてあげることが重要です。

また、この時期は仔犬のしつけの時期になります。(社会化期)

協調性や社会性を身に着ける大切な時期ですので、躾の際には仔犬用のおやつやドライフードを与えてトレーニングを行うことが大切です。

〜ご飯を与える時間の例〜

08:00   14:00   20:00

・生後半年〜1年は2〜3回

生後半年~1歳頃までのご飯の回数は、2~3回程度です。

この時期は、仔犬用のドライフードに切り替わるので、1回の食事でしっかりとした分量のごはんを食べることができます。

飼い主の負担もだいぶ減ってくる時期となっています。

〜ご飯を与える時間の例〜

08:00   20:00

2.仔犬のドッグフードの選び方

まず、​​安価で買える市販のドッグフードほど、消化器官に負担のかかりそうな原料や、安全とは言い難い添加物が多く使われています。

仔犬期からこのようなドッグフードを与え続けるのはおすすめできず、将来的にはトラブルを起こしやすい体質になってしまう可能性は十分あり得ます。

仔犬にとって体に悪いドッグフードを選んでしまわぬよう、

  • 栄養価が高くバランスもとれている
  • 消化に悪い食材が使われていない
  • 注意するべき成分が無添加である
  • 『総合栄養食』と書かれたものを選ぶ

以上の4つのポイントを押さえておきましょう。

また、急成長する仔犬期は、生涯でもっとも摂取カロリーを必要とします。

仔犬期に餌を少量に抑えるのは良くありません。

1歳頃までは、骨や筋肉、体の組織が健全に発達するようにサポートするのがもっとも大切ですので、十分な量のフードを与えてください。

飼い主の都合で定時にご飯を与えるのが難しい場合は、自動給餌器などのグッズを使ったりすると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

仔犬は、生涯で最も多くの摂取カロリーを必要とします。

仔犬のうちはお世話も大変で飼い主の負担は大きいかもしれません。

ですが、1年も経てば仔犬も成長し、成犬となっていきます。

バランスの良いご飯を与えて、温かい目で成長を見守っていきましょう。

また、今回紹介した内容には個体差がありますので、あくまで目安として、

体重や体の調子を動物病院や専門機関で定期的に相談しながら、正しい食生活で健康に育つように心掛けていきましょう。

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