【とってもかわいい!】犬・猫の愛情表現方法

犬・猫の愛情表現について、どれくらいご存知でしょうか?
もしかしたらその仕草、飼い主に対しての愛情表現かもしれません。
まずは犬の愛情表現からチェックしていきましょう!

犬の愛情表現は?

飼い主の顔や手、足を舐める

この仕草は、子犬が母犬に餌をおねだりするため、顔を舐めてアピールしていた時の名残です。
飼い主のことを頻繁に舐める=母犬のように愛情を持って甘えてくれているということになります。

ただ、化粧品を使っている場合、衛生面や健康面で気になったりしますよね。立ち上がったり姿勢を変えるなどして、舐めさせるのを一旦ストップしましょう。
そのあと一緒におもちゃで遊んであげたり、たくさん撫でてあげたりして、犬の気持ちに答えてあげましょう!

飼い主の手足、服を甘噛みするなどの行動

子犬の頃によくみられる行動で、もっとかまってほしい、遊んでほしいという気持ちの表れです。
子犬の頃は兄弟犬や母犬に対してじゃれつき、甘噛みをします。その時の名残が残っていることも少なくありません。

甘噛みは一見、痛くなければ可愛い仕草の一つではありますが、放置すると噛み癖の原因になってしまうことも。
甘えて噛めば飼い主さんがかまってくれると勘違いしてしまうと、初めて会った人や犬に噛みついてしまうこともあります。噛み癖がある場合は早々に躾をしましょう。

飼い主の視界に入りたがる、見つめてくる

飼い主が何をしているのか気になる、かまってほしいと言った時の仕草です。
最近はテレワークなどで在宅勤務の機会が増え、このような行動を取ってくる犬も少なくはないのではないでしょうか?​​
犬の視線に気が付いたら、そっと見つめ返したり、優しく声をかけてあげたりすると良いですよ。

ただし、あまり構いすぎると分離不安という障害を起こしてしまうこともあります。
分離不安になると、犬の精神的ストレスが大きく、ひとりで留守番ができなくなってしまい、飼い主にも大きな負担がかかります。

犬の分離不安の症状は?

分離不安では以下のような症状が出ます。

飼い主の不在時に見られる行動

  • 下痢や嘔吐をする
  • 食欲が低下する
  • 部屋の中を荒らす、物を壊す
  • トイレ以外の場所で排泄をする
  • 出かけた後でも吠え続ける
  • 自分の足などを噛む(自傷行動)

飼い主さんの帰宅時・在宅時に見られる行動

  • 飼い主さんが帰宅すると喜び過ぎておしっこをする
  • いつも飼い主さんの後をついて歩く
  • 飼い主さんがトイレや風呂などに入るとパニックになる
  • 飼い主さんが外出しようとすると大きな声で吠える

普段からこうした状況が見られるようになったら、ひとりで我慢できるように訓練する必要があります。まず短い時間のお留守番から始め、ひとりの時間に慣れさせましょう。

猫の愛情表現は?

顔や体を擦り付けてくる

この仕草は自分の匂いを相手につけるマーキングに近い行為です。
野良猫でも人懐っこい子だとすり寄ってきてとっても可愛らしい姿を見ることができますよね。

しかし、野良猫は結構な確率でノミやダニがついています。もしおうちで犬や猫と暮らしているなら、野良猫と接触した服は帰宅後すぐに着替え、近づけないようにしましょう。
ノミやダニが犬、猫についてしまうとすぐに繁殖し、人間にも害が出るケースもありかなり厄介です……。

グルーミングをしてくる

猫が相手を舐めてくる行為で、猫が自分のもの=飼い主を綺麗にしたいという感覚が強い時に行います。
信頼している相手にしか行わないため、グルーミングをされた場合はかなり信頼され、甘えている仕草と捉えられますね。

クッションや毛布などを揉むように踏んでいる

この仕草は子猫の頃、母猫に対して行う行為で、同時に喉を鳴らすことが多いです。
自立している猫でもかなり行う仕草ですので、リラックスしていて甘えているんだなと考え、無理に接触しないようにしてあげてください。

こちらを見つめて目を細めてくる

この仕草はかなり強く信頼されている証拠です。
猫にとって目を合わせ続けるというのは敵対意思がある時のみになっていて、瞬きをする、目を細める=隙ができてしまうのです。
このゆっくり瞬きをする、目を細めて見つめてくる行為は「あなたに対して敵対意思がありませんよ」と伝えてくれているのです。

お腹を見せてごろごろしてくる

こちらを見つめながらお腹をみせ、ごろごろしている仕草も愛情表現の一つです。
これを知らないと背中が痒いのかな?と思ってしまいますが、立派な愛情表現です!
ですが、猫はお腹を触られるのを嫌がるので、見せつけてきてもお腹は触らないようにし、頭や首を触ってあげるようにしましょう!

まとめ

犬・猫のかわいい愛情表現方法のご紹介でした。
犬と猫で似ているところがあったり、全く同じ仕草をすることもあるようです。

犬の愛情表現で分離不安障害についてご説明しましたが、分離不安は猫にも起こり得ます。
猫の場合でも犬と同じく、不安でつきまとってきたり、姿が見えないと大きな声で鳴くなどといった行為が目立ちます。

精神的ストレスにもなりますので、分離不安障害にならないよう日頃から気をつけてあげたいですね。そのためには、お留守番の時間を少しずつ増やしたり、遊ぶときは遊ぶ、遊ばない時は遊ばないとメリハリをつけて接することも大事になってきます。

この記事の内容を以下にまとめました。

犬の愛情表現

  • 飼い主の顔や手、足を舐める
  • 飼い主の視界に入りたがる、見つめてくる
  • 飼い主の手足、服を甘噛みする

猫の愛情表現

  • 顔や体を擦り付けてくる
  • グルーミングをしてくる
  • クッションや毛布などを揉むように踏んでいる
  • こちらを見つめて目を細めてくる
  • お腹を見せてごろごろしてくる

犬の分離不安の症状

【飼い主の不在時】

  • 下痢や嘔吐をする
  • 食欲が低下する
  • 部屋の中を荒らす、物を壊す
  • トイレ以外の場所で排泄をする
  • 出かけた後でも吠え続ける
  • 自分の足などを噛む(自傷行動)

【飼い主の帰宅時・在宅時】

  • 飼い主さんが帰宅すると喜び過ぎておしっこをする
  • いつも飼い主さんの後をついて歩く
  • 飼い主さんがトイレや風呂などに入るとパニックになる
  • 飼い主さんが外出しようとすると大きな声で吠える
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