子犬がトイレを覚えない【トレーニングは簡潔に!】

こんにちは!

犬のしつけってなかなか難しくて、一番最初に困るのってトイレのしつけだと思うんです。

今回は子犬がトイレトレーニングをなかなか覚えない場合にやっていいこと、やったらダメなことのご紹介をしていきたいと思います。

子犬の頃が一番しつけをしやすい期間(記憶力がいい時期)になります。焦らずしつけをしていきましょう!

まずは環境作りから

子犬はトイレの回数が1日10回前後とかなり多いです。飼い主が目を離している間にもトイレができるよう、ケージ内にトイレを用意してあげると良いです。

この際の注意点として、犬は綺麗好きなのでトイレとベッドをはっきり分かれさせるようにすること。ベッド部分にはタオルや毛布を敷き、ふかふかにして寝床を作ってあげましょう。

ケージ内にいるときはトイレを失敗しないのに、ケージから出すと違うところでトイレをしてしまう場合。

犬はにおいだけでなく、足の踏み感が好きなところでもトイレスペースとしてしまいます。カーペット・畳・足ふきマットなどの上は特に要注意。土や草などの踏み感と似ているので、その上でトイレをしてしまうことが…。カーペットや畳は特ににおいが残りやすいのでまた同じところでトイレをしてしまうことがあります。

そうならないためにも、子犬の時期はカーペットを敷かないようにし、滑り止め効果のあるマットなどを敷き詰めた上で遊ぶのがいいかもしれません。誤ってマットの上でトイレをしてしまってもいいように、撥水加工のあるものがオススメです。

排泄のタイミングを掴む

犬が排泄しやすいタイミング。

  • 寝起き
  • 運動したあと
  • 決まった時間
  • ご飯や水分を摂った後

このタイミングでトイレをしやすいので、このタイミングごとにトイレへ誘導してあげましょう。トイレができたらたくさん褒め、おやつなどを与えてあげましょう。それを何度も繰り返すことで覚えてくれます。

上記のタイミング以外にも、「床のにおいを嗅ぐ」「ソワソワしだす」「その場をクルクル回る」などの行動をとり出したら、トイレの合図です。トイレへ誘導してあげましょう。

叱る・大声を出すのはNG

トイレを失敗して叱られてしまうと、犬には理由ができません。「トイレをしたことを怒られた」「トイレをすると怒られる」と認識してしまうと、飼い主から離れたところでトイレをしだしたり、トイレを我慢してしまうようになり、トイレトレーニングが余計長引いてしまいます。失敗しても叱らず、次の対策を練りましょう。

もしかしたらトイレをした場所の踏み感が普段のトイレスペースに似ていたのかもしれませんし、においがついていたのかもしれません。失敗した箇所の清掃は念入りに。においが残ってしまっていると、また同じ場所でトイレをしてしまう可能性も。洗浄兼消臭スプレーなども販売されていますから、そういったスプレーなどでにおいを消してあげると良いでしょう。

トイレトレーニングは簡潔に

トレーニングを複雑にしてしまうと、犬は覚えられなくなってしまいます。

トイレをするさいに合図「シーシー」「トイレトイレ」「チッチッ」など、驚かないくらいの音を出し、トイレの合図として覚えさせましょう。そうすると、その音を聞いたらトイレをしてくれるようになります。その音を聞いてソワソワしだしたら、トイレへ誘導し、排泄させてあげましょう。できたらたくさん褒めてあげてください!おやつなどをあげるのも効果的です。

目安として、家に来てから2~3週間以内にトイレトレーニングを完了させる

トイレトレーニングは家に迎え入れてから遅くても3週間以内に覚えさせましょう。

トイレは家に来てから一番に覚えさせるべきしつけと言えます。後回しにせず最優先でトイレトレーニングをしてあげましょう。

ケージと別に、サークルを用意してあげるのも良い

個体差はありますが、犬は綺麗好きなのでケージ、寝床とトイレが近いことを嫌がる個体もいます。その場合、ケージ内でトイレをしてくれなかったりするので、その場合は別途サークルと呼ばれる囲いを用意してあげると効果的です。広さは犬が中でくるくる回れるくらいのスペース。結構広めですね。そのスペースにペットシーツを敷き詰めてトイレスペースを作ってあげましょう。

トレーニングは合図でトイレを覚えさせ、サークル内で合図を出してトイレをさせるだけ。ただし、そこそこの場所の確保が必要になるので家のスペースが余っている方向け。

トイレの場所も注意

犬はトイレ中、特に無防備になるので静かで安心してトイレをできる場所を好みます。

リビングなどのテレビの音がする、人が常にいる場所などを嫌がる個体もいます。逆に人間が守ってくれるので安心、という個体もいますが…。騒がしいところが苦手な個体は、静かなところへトイレスペースを用意してあげるのがいいかもしれません。

まとめ

飼い主が目を離している間にもトイレができるよう、ケージ内にトイレを用意してあげる。

注意点として、犬は綺麗好きなのでトイレとベッドをはっきり分かれさせるようにすること。ベッド部分にはタオルや毛布を敷き、ふかふかにした寝床を作ってあげる。

犬はにおいだけでなく、足の踏み感でトイレをしてしまうことが。カーペット・畳・足ふきマットなどの上は特に要注意。

排泄のタイミングを掴むとよりトイレトレーニングが楽になります。

 寝起き・運動したあと・決まった時間・ご飯や水分を摂った後が多い。床のにおいを嗅ぐ」「ソワソワしだす」「その場をクルクル回る」などの行動をとり出したら、トイレの合図です。比較的わかりやすい動きをするので、気づけるはずです。

トイレを失敗したからといって、叱ったり大声を出すのはNG。個体によってはトイレをできなくなったり、飼い主から離れたところでトイレをしてしまうことがあります。失敗を叱るのではなく、成功を褒めてあげましょう。

トイレトレーニングはトイレの合図となる音を覚えさせるのが近道!!

以上、子犬へのトレーニングの仕方と注意点のまとめでした。ご参考になれば幸いです!

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