子犬の時期は身体を作るために栄養価が高いドッグフードを食べる必要があります。ですが、「子犬がフードをいつも残している」「全く食べてくれない」となると栄養面や健康面が心配ですよね。
子犬がフードを食べてくれないのには原因があることが多いです。原因を知り、対策をすればフードを完食するようになったという飼い主さんの声も聞かれます。ここでは、子犬がドッグフードを残す原因と対策、さらに子犬におすすめのドッグフードを紹介します!
子犬がドッグフードを食べ残しても栄養量は足りてる?
子犬は人間の赤ちゃんと同じく成長期なので、成犬よりも栄養が必要です。子犬用ドッグフードの裏に記載されている量を食べさせる必要がありますが、残してしまうと栄養も足りなくなります。
栄養量が足りないと、低血糖をおこしたり免疫が低下し病気になりやすくなったりと健康面で影響が出ることもあります。
子犬がドッグフードを残す4つの原因
子犬がフードを残すようになったという場合の原因は以下の要因が考えられます。
お腹がいっぱいになっている
フードを準備していると子犬が喜んで勢いよく食べだすのに残してしまうという場合は、お腹がいっぱいで完食しきれないのかもしません。子犬は消化器官が未発達のため、すぐにお腹がいっぱいになってしまいます。フードの前におやつをたくさんあげていないか、食事の間隔が短すぎないかを見直してみましょう。
運動不足
散歩に行かない、散歩の量が少ないという場合は運動不足が原因でおなかが空かないのかもしれません。犬は犬種や個体によっても必要な運動量が違います。散歩が足りていないと感じたら、運動量を増やすように心がけてみてください。
散歩に行く時間がとりづらい場合は室内でも子犬がたくさん遊べる環境を作ったり、一緒に遊ぶ時間を作ってあげましょう。
ドッグフードが食べづらい
ドッグフードはメーカーによって味や形が違いますので、子犬に合ったフードを選んであげなくてはいけません。フードの粒が大きすぎて食べれない、もしくは味の好みが合わないことも考えられます。子犬が食べやすい形状や好みの味を探してあげる必要がありますが、さらに効率よく栄養がとれるように計算されたフードを与える必要があります。
最初はペットショップやブリーダーで与えていたフードを与えていると思いますが、残すようになったらフードを変えてみることも検討しましょう。
子犬におすすめのドッグフードや与え方について詳しく知りたい方はこちらもチェックしてみてくださいね。
フードボウルが怖い
子犬が突然フードを食べなくなったという場合、環境の変化が原因のことも多いです。フードボウルを陶器製からステンレス製に変えたら、ボウルに自分の顔が写るので驚いてフードを食べれなくなったという事例は多くあります。
これはフードだけではなく、ステンレス製の陶器に水を入れたら飲まなくなったという話も聞かれます。数日たてば慣れる子犬もいますが、できれば陶器製のボウルに変えてあげましょう。
他に症状があれば獣医さんへ相談する
ドッグフードを残しても元気があるのならいいのですが、下痢や嘔吐をしていたり明らかに体調が悪い時は早めに獣医師に相談しましょう。
また、元気そうに見えても2日以上フードを食べないのであれば相談してみることをおすすめします。
ドッグフードを残すときの4つのおすすめ対策
続いてはドッグフードを残すときの対策法をチェックしていきましょう。
量を調整して回数を分ける
前述しましたが、子犬は消化器官が未発達のため一度に多くの量を食べることができません。生後3~6ヶ月まではフードを1日3~4回分けて与えましょう。それでも食べきれない時はさらに回数を分けてみるなど工夫をしてみてくださいね。
温めたり、ふやかして香りをつける
犬は嗅覚が優れています。ドッグフードを温めたりふやかしたりすることでフードの香りが増し食欲が刺激されることもあるので試してみましょう。
詳しくはこちらの記事をチェックしてみてくださいね。
ドッグフードのふやかし方って? 正しいふやかし方とふやかす3つのメリットをご紹介
フードローテーションをする
フードローテーションとは数種類のフードを回しながら与えることです。子犬が何でも食べられるようになり栄養の偏りを防ぐことができるのがメリットですが、胃腸に負担がかかることもあります。
複数フードを用意するのは面倒だという場合、同じフードでも「ふやかして与える」「トッピングをする」等の工夫をしながらローテーションするのもおすすめです。
残したらすぐに片づける
食べ残したフードをいつまでも置いていると、子犬はいつでも食べられると思ってしまいます。食べ残したフードを長時間放置していると、雑菌が繁殖しやすくなり衛生的にもよくありません。
食べ残したフードを捨てるのはもったいないですが、すぐに片付けることで子犬も食べないと片づけられるということを覚え食べるようになります。
子犬におすすめのドッグフード
続いては、子犬におすすめのドッグフードを紹介します。ドッグフードは安価なものも多く販売されていますが、ここでは厳選した材料を使っている安心のフードを3つ紹介します。それぞれに特徴がありますので子犬に合ったものを選んであげましょう。
また、メーカーによっては1日分のサンプルを用意している場合もあるので利用してみましょう。
ミシュワン
ミシュワンは人も食べることができる鮮度の高いお肉を使用しており、良質なたんぱく質やビタミンA、鉄分を摂取することができます。
人工着色料、人工甘味料不使用、グレインフリーで仔犬の健康をサポートしてくれます。
さらに、関節をケアするグルコサミン・コンドロイチン・メチルスルフォニルメタンが配合されているのも特徴です。
価格: 5,478円(税込み)2㎏
定期価格:1個4,378円(税込み)2個~の場合1個当たり4,108円(税込み)
ニュートロ シュプレモ 子犬用
発育期の仔犬のために作られており、筋肉や骨の成長、健康な脳の発育、さらに免疫力の健康維持のため栄養素を豊富に含む高品質な自然素材を厳選しています。世界のペット栄養学をリードするウォルサム研究所の知見を基に、厳しい栄養基準を満たしたフード作りに取り組んでいるので安心して与えることができます。
仔犬用はふやけやすい小粒タイプになっているのも嬉しいです。
価格:5,227円(税込み)子犬用3㎏ お試しサンプルあり
オリジン パピー 子犬用
仔犬に必要な肉由来のタンパク質が豊富で、炭水化物は最低限まで抑え低GI値であるのが特徴です。フード全体の8割を占める肉は、人間の食用として認定された小型犬から中型犬の仔犬に適した安全な肉です。 無添加で安心のナチュラルフードで、グレインフリーのためアレルギーの仔犬やアレルギー対策にもおすすめです。
保存剤を一切使用していないので、保存方法は冷蔵となります。
価格:メーカー希望価格:6,600円(税込み)2㎏
まとめ
子犬がドッグフードを残す原因や対策について紹介しましたがいかがでしたか?仔犬の時期は成犬より多くの栄養が必要ですので食べ残しがないようにしたいですね。
一度に沢山食べられない、体調不良など食べ残す原因は様々です。子犬の様子をよく観察し、フードを完食できるように工夫してあげましょう。もし、フードを食べない原因が分からない時は早めに獣医に相談することをおすすめします。