
子犬のトイレトレーニングには、サークルが欠かせません。
犬は綺麗好きなので寝床では排泄しないうえに、トイレを1ヶ所に決める習性がないからです。
そのため、サークルを活用してトイレの場所を覚えてもらわなければいけません。
しかし、サークルにはさまざまな種類があるため、どれを選べばよいのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、
「初めて子犬を飼うけどサークルの選び方は?」
「トイレトレーニングとサークルって関係あるの?」
「トイレを覚えたらサークルはどうしたらいい?」
とお悩みの飼い主さんに向けて、サークルの選び方やおすすめの室内用サークルを紹介します。
子犬のうちからサークルに慣れさせて、サークルやケージ(ハウス・クレート)に入る習慣をつけておきましょう。
なぜトイレトレーニングにサークルは必要なの?
犬は外で暮らしてきた動物なので、本来はトイレを1ヶ所に決める習性がありません。
トイレトレーニングをしなければ室内のあちこちで排泄をしてしまうため、サークルでトイレの場所を覚えさせる必要があります。
そして、犬は基本的に綺麗好きなので寝床で排泄することを嫌がります。
寝床にトイレを設置すると、排泄を我慢してしまうことがあり、体にも良くありません。
また、寝床にあるトイレを汚すことを嫌がり、違う場所で排泄をしてトイレに失敗してしまうことも考えられます。
そこでサークルを活用してトイレと寝床を分けてあげると、子犬はトイレの場所を覚えやすくなるのです。
サークルを活用したトイレトレーニングの方法やコツは、以下の記事で詳しく解説しています。
【初心者必見】犬のトイレトレーニング入門 。これを気をつければ大丈夫 !
子犬のトイレサークル選びのポイントは3つ
子犬のトイレサークルを選ぶ時は、以下の3つのポイントを確認しましょう。
①サークルの大きさを確認
②設置場所を確認
③クレート(ケージ)も置けるか確認
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
①サークルの大きさを確認
サークルは広すぎず狭すぎず、適度なスペースで子犬が快適に過ごせるものを選びましょう。
子犬を飼い始めたばかりの頃は、環境の変化によるストレスを減らすため、基本的にサークルの外には出しません。
1日中サークルの中で過ごすことになるので、狭すぎるサークルはストレスになる可能性があります。
なお、サークルの適切な大きさは犬種によって異なります。
たとえば、小型犬であれば通常の広さのサークルでも問題ありません。
一方で大型犬の子犬であれば、成長を見越して少し広めのサークルを用意してあげるとよいでしょう。
また、犬種の習性や特徴によってトイレトレーニングのコツが少し異なる場合があります。
以下の記事では、ほかの犬種とトイレのコツが異なる柴犬のトイレトレーニングについて解説しています。柴犬の子犬をお迎えする方はぜひ参考にしてください。
②設置場所を確認
サークルの設置場所は、子犬が寂しがらないようにリビングなどの人の気配が感じられる場所に設置しましょう。
人の気配があると、子犬は安心してトイレトレーニングに取り組めます。
また、気温の変動が少なく風通しが良い場所に設置することもおすすめです。
快適に過ごせる場所であれば、子犬や飼い主さんも集中してトイレトレーニングが行えます。
万が一設置場所にぴったりのトイレがない時は、手作りのトイレを用意するとよいでしょう。
愛犬の体の大きさに合わせてトイレを手作りすると、排泄物のはみ出しを防ぐことが可能です。また、室内の雰囲気に合わせてデザイン性が高いトイレを作ることもできますよ。
トイレを手作りする方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
【犬のトイレをdiyでおしゃれに! 手作りのコツを5つ紹介】
③クレート(ケージ)も置けるか確認
サークルの中にクレートも設置できるかも確認しましょう。
犬はもともと巣穴の中で暮らしていたため、狭い空間で安心して眠れます。
そのため、クレートやケージがあると子犬にとってサークル内がより良い環境になります。
さらに、クレートやケージに入る習慣をつけておくと、車での移動時や災害時、来客時などに問題なくクレートに入ることが可能です。
子犬の時からクレートに入ることに慣れさせて、ストレスなくケージを使えるようにしておきましょう。
クレートやケージは、サークル内やサークルの近くに設置しましょう。
おすすめの室内用サークルは? 人気商品を紹介
ここからは、おすすめの室内用サークルを2つ紹介します。
どちらも人気商品で使い勝手が良いため、トイレトレーニングに最適です。
コンビネーションサークル トイレトレーニングセット P-CS-1400 ブラウン
出典:アイリスプラザ
「コンビネーションサークル トイレトレーニングセット P-CS-1400」は、子犬の成長や用途に合わせて自由にカスタマイズできる人気商品です。14,800円(税込)で販売されています。
縦と横に自由に連結してサークルを増やせるので、家族が増えた場合も安心です。
組み立ては工具が不要なことがうれしいポイント。パーツをはめ込むだけなので、誰でも簡単に組み立てられます。
さらにサークルにはキャスターが付いており、楽に移動させることが可能です。
たとえば部屋のお掃除の時も簡単にサークルを動かせるので、とても便利ですね。
また、トイレトレーはプラスチック製なので、ペットシーツを片付けた後に水で丸洗いも可能です。
「コンビネーションサークル トイレトレーニングセット P-CS-1400」は、サークルを自由にカスタマイズしたい方におすすめです。
ウッディサークル ロータイプ PWSR-1260L 全3色
出典:アイリスプラザ
「ウッディサークル ロータイプ PWSR-1260L」は、インテリア性のあるデザインが人気の室内用サークルです。16,800円(税込)で販売されています。
サークルの色は、
- ホワイト
- ナチュラル
- アッシュブラウン(ネット限定)
の3種類。お部屋の中のインテリアに合わせて色が選べます。
組み立てはサークルの四隅に固定ピンを差し込むだけで、とても簡単に行えます。
さらに、プラスチック製のトイレトレーは汚れを拭き取りやすく水で丸洗いもOKなので、お掃除のしやすさが抜群です。
「ウッディサークル ロータイプ PWSR-1260L」は、インテリアと調和するデザイン性が高いサークルが欲しい方におすすめです。
まとめ(子犬のトイレトレーニングのサークル)
子犬のトイレトレーニングは、一朝一夕で身につくものではありません。
完璧にトイレを覚えてくれるまでは飼い主さんも根気が必要ですが、サークルを活用することでトイレの場所を覚えやすくなるメリットがあります。
サークルを選ぶ際は、サークルの大きさと設置場所を確認しましょう。狭すぎたり人気のない場所に置いたりすると、子犬にとってストレスになる恐れがあります。
愛犬がサークル内でも快適に過ごせる環境を整えて、根気よくトイレトレーニングに励んでいきましょう。